「バドミントン」と「テニス」はどちらも競技に関係する言葉ですが、意味や特徴などが異なるため区別して覚える必要があります。
この記事では、「バドミントン」と「テニス」の違いを分かりやすく説明していきます。
「バドミントン」とは?
「バドミントン」は「ネット越しに『シャトルコック』または『シャトル』と呼ばれる羽球をラケットで打ち合って得点を競う球技」を意味します。
インドの一地域に存在したゲームがイギリスに伝来し、ルールなどが定められて世界的に発展したと伝えられています。
「テニス」とは?
「テニス」は「長方形のコートの中央にネットを張り、ボールをラケットで打ち合って得点を競う球技」を意味します。
11世紀にフランスの修道院で行われていたゲームが原型とされ、19世紀の後半にイギリスでルールなどが定められ世界的に広まったとされています。
「バドミントン」と「テニス」の違い
「バドミントン」も「テニス」も「ネット越しにラケットで球を打ち合う球技」という意味を持つ点は共通していますが、次のような違いがあります。
「バドミントン」は「男・女シングル」「男・女ダブルス」、男女が1組となる「混合ダブルス」の5種目に分けられます。
使用するラケットは長さが68cm以内で幅が23cm以内とされ、ラケットで打つ球には「シャトル」と呼ばれる「ガチョウの羽を差したコルク栓」を用います。
また、コートの広さは全長が13. 4m、横はシングルが5. 18m、ダブルスが6. 1m、ネットの高さは1. 55mとなっています。
一方、「テニス」は「男・女シングル」「男・女ダブルス」、男女がペアとなる「ミックスダブルス」の5種類があります。
ラケットの大きさは長さが73. 7cm以内で幅が31. 7cm以内とされ、フェルトをゴムボールに覆った「テニスボール」が使われます。
コートの広さは全長23. 77m、横はシングルが8. 23m、ダブルスが10. 97m、ネットの高さは0. 914mとされています。
まとめ
「バドミントン」は「ネット越しにシャトルをラケットで打ち合う球技」を示し、「テニス」は「ネット越しにテニスボールをラケットで打ち合う球技」を示します。
双方のラケットやコートなどのサイズの違いもチェックしておきましょう。
ぜひスポーツについての言葉を知る参考にしてください。