「ポップコーン」と「ポリコーン」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「ポップコーン」と「ポリコーン」の違いとは?二語の違い

この記事では、「ポップコーン」「ポリコーン」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ポップコーン」とは?

ポップコーンとは、ポップ種(爆裂種)のトウモロコシの実を炒って爆裂させ塩などで味をつけた食べ物のことをいいます。

ポップ種は小粒で種皮が硬く、熱を加えると熱と水蒸気の圧力によってデンプン質が膨らんで破裂しポップコーンが出来上がります。

アメリカでは19世紀後半頃からお菓子として食べられるようになり、特に映画館では塩味のポップコーンが定番のおやつとして定着しました。

キャラメルといった甘いフレーバーを絡めたポップコーンもあります。

「ポリコーン」とは?

ポリコーンとは、ジャイアントコーンという品種のトウモロコシを圧力をかけて加熱し減圧を利用して膨張させたお菓子のことをいいます。

ジャイアントコーンはポップ種ではないので、炒るだけでは破裂しません。

ポリコーンは砂糖やキャラメルのフレーバーなど、甘い味付けをして食べるのが一般的です。

ジャンボコーンと呼ばれることもあります。

「ポップコーン」と「ポリコーン」の違い

ポップコーンもポリコーンもトウモロコシを原料とするお菓子ですが、使用するトウモロコシの種類には違いがあります。

ポップ種(爆裂種)を使うのがポップコーンで、ポリコーンにはポップ種ではないジャイアントコーンという品種が使われます。

ポップコーンは加熱するだけで破裂して食べられるようになりますが、ポリコーンは加熱するだけでは食べられるようになりません。

加熱して減圧することで破裂するので、食べられるようになります。

そのためポリコーンを作るには、穀類膨張機や圧力鍋などを使用する必要があります。

まとめ

ポップコーンもポリコーンもトウモロコシを原料とするお菓子です。

ポップ種(爆裂種)のトウモロコシを使うのがポップコーンで、ジャイアントコーンという品種のトウモロコシを使うのがポリコーンになります。