この記事では、「オブザーバー」と「アドバイザー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「オブザーバー」とは?
「オブザーバー」は“observer”と、英語表記します。
「オブザーバー」は、「観察者や観測者の意味があり、会議などで、発言権はあるが議決権のない人のこと」です。
また、「発言権と議決権ともにない傍聴者のこと」を意味する場合もあります。
ちなみに、国連の「オブザーバー」には、バチカンやパレスチナのほか、赤十字国際委員会などの団体が参加しています。
「アドバイザー」とは?
「アドバイザー」は“adviser”と英語表記します。
「アドバイザー」は、「忠告者や助言者」という意味があります。
誰かにアドバイスする人のことを「アドバイザー」と呼び、企業などが、部外者の意見を参考にするため、忠告や助言を求める立場として雇用する人のことを、「アドバイザー」と呼ぶこともあります。
「オブザーバー」と「アドバイザー」の違い
「オブザーバー」と「アドバイザー」の違いを、分かりやすく解説します。
「オブザーバー」は、「観察者や観測者の意味があり、会議などで、発言権はあるが議決権のない人のこと」です。
一方で「アドバイザー」は、「忠告者や助言者」という意味があります。
どちらも、ビジネスシーンなどにおいて、企業や個人に新たな意見などをもたらす人を意味するという共通点があります。
しかし、「オブザーバー」は、第三者的な立場で物事に関わるのに対して、「アドバイザー」は、積極的に企業や個人に助言するという違いがあります。
「オブザーバー」の例文
・ 『オブザーバーとして、会議に出席する』
・ 『国連におけるオブザーバーの発言に、注目が集まる』
「アドバイザー」の例文
・ 『アドバイザーの助言に従い、社名を変更した』
・ 『他業種で活躍している人を、アドバイザーとして雇用する』
まとめ
「オブザーバー」と「アドバイザー」の違いについて見てきました。
2つの言葉には明確な意味の違いがありました。
2つの言葉の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるのではないでしょうか。