「堂」は「寺」や神仏を祀る建物を表す言葉であり、これ以外にも色々な建物を表す意味があります。
この記事では、「堂」と「寺」の違いを分かりやすく説明していきます。
「堂」とは?
「堂」は音読みで「どう」や「とう」、訓読みは「たかどの」と読みます。
「堂」は神仏を祀った建物以外にも大きな建物全般に使うことが可能です。
「堂」はこれ以外にも家や座敷、他人の母親の敬称にも使われています。
「堂々」は外見や態度が立派なことや威厳を感じさせる態度や様子を表す言葉です。
「講堂」は学校などで講義や儀式、劇などをする広い部屋を表す言葉です。
「寺」とは?
「寺」は英語で“temple”と書く言葉であり、仏像が安置してあり僧や尼が修行する建物を表します。
「寺」と似ている言葉には「神社」がありますが、こちらは日本の神様が祀っている建物を表す言葉であり、神道に基づいているのが特徴です。
「神社」は英語で“shrine”であり、この2つは観光名所としても人気があります。
「寺子屋」は江戸時代に作られた教育施設を表す言葉であり、明治以降は義務教育の発展によって廃れました。
「堂」と「寺」の違い
「堂」や「寺」神仏を祀った建物を表す言葉であり、日本では様々な神様や仏様が祀られています。
「堂」はこれ以外にも広い部屋や立派な姿という意味でも使われています。
「堂」の例文
・『思考が堂々巡りになってしまったので一度休憩を入れることにしました』
・『講堂には多くの人が集まっており、一流企業の社長の話を聞いています』
「寺」の例文
・『少林寺拳法を扱った漫画がとても面白く、特にバトルシーンの構図が凄まじかったです』
・『その寺院には三毛猫が住み着いており、修行僧の癒しとなっています』
まとめ
「堂」や「寺」は神仏を祀った建物を表す言葉であり、「寺」は仏像を祀っている建物を表します。
「堂」は広い部屋や立派な態度を表す意味もあり、人名や地名にも使われています。