この記事では、「冬」と「冬場」の違いを分かりやすく説明していきます。
「冬」とは?
冬とは四季の1つで、秋と春の間の季節のことをいいます。
春夏秋冬のうち、最も寒い季節が冬になります。
日本では12月から2月頃までを指しますが、地域によって異なることもあります。
例えば北海道では10月には雪が降り、4月頃まで雪が残っています。
雪が降る間は冬と呼ぶことが多いです。
また、暦の上で冬は立冬から立春の前日までなので、実際の季節感とずれを感じることもあります。
「冬場」とは?
冬場とは、冬の季節のころのことをいいます。
冬の間とか冬の時期といった意味になります。
冬場と書いて「ふゆば」と読みます。
冬場の「冬」は季節を表しています。
「場」という漢字は「ところ」を表しますが、「とき、時期」といった意味もあります。
「冬」と「冬場」の違い
冬は最も寒い季節を表す言葉で、冬場は冬の季節のころのことをいいます。
冬は季節そのものを指していますが、冬場は冬の時期を指しています。
「冬にスキーをする」という場合には「冬場にスキーをする」と言い替えられますが、「冬が好き」という場合には「冬場が好き」とはいいません。
「冬」の例文
・『少しずつ気温が下がって寒くなってきたので冬が近づいていると感じます』
・『私は冬になると温かいおでんが食べたくなります』
・『今年の冬は例年に比べて暖かいですが、さすがに朝晩は冷え込みます』
「冬場」の例文
・『冬場になるとこの通りはイルミネーションでとてもきれいです』
・『冬場にみんなで鍋を囲むのを楽しみにしています』
・『彼女は冬場もアクティブで、ウィンタースポーツやキャンプを積極的に行っています』
まとめ
冬は四季のうち最も寒い季節のことをいいます。
それに対して冬場は、冬の季節のころという意味になります。
冬は季節そのものを表していますが、冬場は冬の時期のことを表しています。