「携帯」と「所持」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「携帯」と「所持」の違いとは?二語の違い

この記事では、「携帯」「所持」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「携帯」とは?

すぐ使用できるように、ポケットや鞄に入れて持ち歩くことを「携帯」【けいたい】といいます。

例えば、ストラップを掛けて携帯電話や定期券を腰からぶらさげて歩くのです。

また、「携帯トイレ」といえば、いつでも使えるよう鞄に入れて持ち歩き、渋滞に巻き込まれたとき使います。

使い方としては、「携帯用」の室内履きやドライヤー、整髪料といったものと伝えるのです。

「所持」とは?

所有していることを「所持」【しょじ】といいます。

例えば、「所持品を見せる」といえば自分が持っている物を提出するよう言われたときは素直に見せるのです。

また、法律上禁止されている銃や刀を持っていると罰則を受ける場合があります。

ただ、「所持」してはいけない違法薬や海賊版を売ると法律上捕まってしまうので、手を出さないようにするのが基本です。

「携帯」と「所持」の違い

ここでは「携帯」「所持」の違いを、分かりやすく解説します。

外出先でもすぐ使えるように持ち歩く物を「携帯」といいます。

鞄の中に入れたり、ベルト、首、ポケットに掛ける、入れて持ち歩くのです。

もう一方の「所持」は自分が物を実際に持っている状態を伝えます。

「所持者本人か確かめる」なら定期券や財布を落としたとき、本当に本人か調べてから受け渡すのです。

また、「傘は所持していない」と手元に持っていない状態を伝えられます。

「携帯」の例文

・『携帯用スピーカーは庭や屋上でも立体的な音楽を楽しめる』
・『携帯電話の音や画面は常に進化し、人々を圧倒する』

「所持」の例文

・『紛失しないよう所持金を旅館の受付に預けてボートに乗った』
・『立てこもり犯は刀を所持しているので、特殊部隊を呼んだ』

まとめ

物を持つ行為を指しますが、何をどう持つかによりまた使い方が違ってきます。

そこに注意して、状況と持ち物から使い分けるといいでしょう。