「日常」と「日々」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「日常」と「日々」の違いとは?言い換え

この記事では、「日常」「日々」の違いを分かりやすく説明していきます。

「日常」とは?

「日常」「にちじょう」と読みます。

ふだんの生活をあらわす表現です。

例えば「日常的に」というと、定期的に実施していることをいいます。

毎日しているストレッチ、料理、ウォーキングがそうです。

また「日常会話」というと、家族や同僚とよくしている話をいいます。

背伸びせずに語れること、素の自分の毎日をあらわす表現が「日常」といえるでしょう。

「日々」とは?

「日々」とは、流れ去っていく毎日をあらわします。

「日」「その日1日」という意味があるので、小川のように流れていく時間の積み重ねをいいます。

例えば「幸せな日々」というと、家族や友達に恵まれたハッピーな毎日をあらわします。

目には見えないものの、ひとつのまとまりとして感じられる時間が「日々」といえるでしょう。

「日常」と「日々」の違い

「日常」「日々」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらも「日」という漢字が入っているので、紛らわしい表現になっています。

「日常」は日常生活、日常会話のように他の名詞と組み合わせて使うことも多いです。

また「〜ではない」という意味の「非」がつくと「非日常」に様変わりします。

非日常とはふだんの日々では起こりえない、ワンダーランドな状況をあらわします。

一方で「日々」は、昨日やおとといから続く、日常の連続をいいます。

その日1日を自分なりに生き抜く、生命感あふれる表現になっています。

素朴で当たり前の毎日が「日常」、変化の飛んだ毎日が「日々」といえるでしょう。

「日常」の例文

・『ペットの犬と散歩に出かけるのが、私の日常だ』
・『日常生活でも使いやすい、キャンプ用品です』

「日々」の例文

・『パリ留学の日々は、私にとって刺激的だった』
・『不安な日々が続くと思いますが、どうぞお体大切に』

まとめ

「日常」「日々」を解説しました。

それぞれの差を学んで、言葉のスペシャリストを目指しましょう。