「平均」や「平均値」は物事の中間点や釣り合いが取れているものを表す時に使います。
この記事では、「平均」と「平均値」の違いを分かりやすく説明していきます。
「平均」とは?
「平均」とは物事や物質が大小や多少の差がない状態や揃っていることを表す言葉です。
「平均」はこれ以外にも数や量における中間的な値や均衡、バランスという意味でも使われています。
「平均」は英語で“average”でありカタカナのアベレージは野球の打率にも使われています。
「平均」の類義語には「標準」があり、こちらは判断の目安という意味でも使うことが可能です。
「平均値」とは?
「平均値」とは数や量における中間的な値を表す言葉であり、データの数値を全て足したものをデータの数で割ることで計算されます。
「平均値」は統計によく使われる言葉であり、「中央値」や「最頻値」と一緒に使われています。
「平均値」は数や量などで表されるもののみに使うことが可能です。
「平均値」は英語で“average”や“mean”と書きます。
「平均」と「平均値」の違い
この2つはどちらも物事の中間点を表す言葉であり、色々な研究や統計に使われています。
「平均」は抽象的な物事に対して使うことが可能であり、数値的なものは「平均値」を使います。
この2つは英語でアベレージと書き色々な場面で使われています。
「平均」の例文
・『平均的な顔付きとよく言われますが自分の顔はそんなに整っていないと思っています』
・『身長が平均に届かないことがもどかしくて学生のころはひたすら運動に励んでいました』
「平均値」の例文
・『平均値を計算してみると日本人の年収が意外にも低いことが明らかになった』
・『テストの平均値は横ばい状態であり、受験が控えているのでもう少し頑張って勉強します』
まとめ
「平均」や「平均値」は物事や数値の中間点を表す言葉であり、「平均」はバランスが取れていることを表す時にも使います。