この記事では、「カリキュラム」と「シラバス」の違いを分かりやすく説明していきます。
「カリキュラム」とは?
「カリキュラム」は英語の「curriculum」をカタカナで表した言葉です。
「curriculum」は「教育課程」、「履修課程」、「カリキュラム」などの意味があります。
「curriculum」はラテン語では「経歴」、「走路」の意味を持っています。
また、「カリキュラム」と意味が似ている言葉には、「時間割」、「学科」、「授業計画」、「コース」などが挙げられます。
「シラバス」とは?
「シラバス」は英語の「syllabus」をカタカナで表記した語になります。
「syllabus」は授業や講義などの「摘要」、「概要」、「シラバス」、「要目」などを意味しています。
そして、「シラバス」と似た意味を持つ言葉としては、「授業計画」、「講義要目」、「授業や講義の概略」などがあります。
「カリキュラム」と「シラバス」の違い
「カリキュラム」と「シラバス」の違いを、分かりやすく解説します。
「カリキュラム」は学校全体で決める教育課程を表しています。
一方、「シラバス」は年間の授業計画を指しています。
「カリキュラム」をより詳細にしたものが「シラバス」になります。
「カリキュラム」と「シラバス」には、これらのような違いが見られます。
「カリキュラム」の例文
・『定期的にカリキュラムの改善と見直しを行い、現在の教育に合った環境を心がけています』
・『カリキュラムは教育目標を達成するように、指導計画や方法などが示されています』
「シラバス」の例文
・『手引きを参考にしながら、シラバスを作成する』
・『教員がシラバスに沿って授業を行う』
まとめ
今回は「カリキュラム」と「シラバス」の意味や違いなどについてご紹介してきました。
「カリキュラム」と「シラバス」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。