「グラニュー糖」と「白砂糖」はどちらも甘い調味料である砂糖の一種ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
この記事では、「グラニュー糖」と「白砂糖」の違いを分かりやすく説明していきます。
「グラニュー糖」とは?
「グラニュー糖」とは、「ショ糖を結晶化させて作る砂糖」を指す言葉です。
砂糖の原料であるサトウキビやテンサイの絞り汁を精製しショ糖のみを結晶にした砂糖を指します。
結晶の粒が大きくサラサラしていて触ってもベタつかないのが特徴です。
水分の含有量が少なく焦げにくいことからお菓子作りなどに使われます。
「白砂糖」とは?
「白砂糖」とは、「ショ糖を精製して作る砂糖」を指す言葉です。
サトウキビやテンサイなど原料の絞り汁からショ糖を抽出し、さらに生成して作る砂糖です。
一般的に砂糖といえばこの「白砂糖」を指します。
粒が非常に細かくしっとりした質感が特徴です。
特有の風味とコクはあるもののクセがなく素材を邪魔しないことからさまざまな料理に用いられています。
「グラニュー糖」と「白砂糖」の違い
「グラニュー糖」と「白砂糖」の違いを、分かりやすく解説します。
「グラニュー糖」と「白砂糖」の違いは「粒の大きさ」です。
ショ糖を結晶化させた「グラニュー糖」は粒の大きさが0.4mmから0.7mmとはっきりとした粒感がある大きさでサラサラしているのに対し「白砂糖」の粒は大きいものでも0.3mm程度できめ細かくしっとりしています。
「グラニュー糖」は甘みが純粋で「白砂糖」は甘みに加えて風味やコクもある、という味の違いもあります。
「グラニュー糖」の例文
・『コーヒーにはグラニュー糖を入れる』
・『お菓子作り用のグラニュー糖を購入する』
「白砂糖」の例文
・『料理には白砂糖を使う』
・『白砂糖は日本独自の砂糖だ』
まとめ
「グラニュー糖」と「白砂糖」はどちらも砂糖の一種で甘みがあるところは同じですが粒の大きさと味の違いで区別されています。
同じ砂糖でも別物なので用途に合わせて使い分けてください。
