この記事では、「for」と「during」の違いを分かりやすく説明していきます。
「for」とは?
「for」の意味は以下の通りです。
1つ目は「~を目的にして」という意味で、場所や目標などを目指している状態のことです。
2つ目は「~に対して」「~について」という意味で、ある人やものごとに関連していることです。
3つ目は「~と引き換えに」という意味で、ある物同士を交換することです。
4つ目は「~の理由で」という意味で、何らかの原因の為に結果が生じることです。
5つ目は「~にわたって」「~の間に」という意味で、ある距離や時間に相当する間のことです。
上記に共通するのは「あることを目的とした状態」という意味です。
「for」の使い方
「for」は前置詞として非常に数多くの意味で使われます。
基本的に、「あることを目的とする」という意味が元になり、転じて「あることを目指す」「あることに釣り合う」「あることの間に」という意味で使われています。
「during」とは?
「during」の意味は以下の通りです。
1つ目は「~の間中ずっと」という意味で、ある特定の期間の始めから終わりまである状態が続くことです。
2つ目めは「~のある時に」という意味で、何らかの出来事が特定の期間のある時に生じることです。
3つ目は「~を通じて」という意味で、あるものごと全体に対して同じ様子のことです。
上記に共通するのは「あることの間に」という意味です。
「during」の使い方
「during」は前置詞として使われ、後に期間を表す言葉が続きます。
基本的に、ある期間の始めから終わりまでずっとのことや、あることが行われる間に何かすることに使われる言葉です。
「for」と「during」の違い
「for」は「あることを目的とする」「あることを目指す」「あることに釣り合う」「あることの間に」という意味です。
「during」は「ある期間の始めから終わりまでずっと」「あることが行われる間に」という意味です。
「for」の例文
・『I am working hard for money. 』
(私はお金を稼ぐ為に一生懸命働いている)
・『I have studied English for ten years. 』
(私は英語を10年間勉強しています)
・『I am waiting for a bus. 』
(私はバスを待っています)
「during」の例文
・『I went to USA during summer vacation. 』
(夏休みの間アメリカに行っていました)
・『He always checks messages during lunch. 』
(彼はいつも昼食の間にメールをチェックする)
・『Please do not panic during an earthquake. 』
(地震が起きてもどうか慌てないで下さい)
まとめ
今回は「for」と「during」について紹介しました。
「for」は「あることの間に」、「during」は「あることのの間中ずっと」と覚えておきましょう。