この記事では、「have been」と「had been」の違いを分かりやすく説明していきます。
「have been」とは?
「have been」とは、現在完了形で、意味は「今までずっと~です」、「今までにいた(行った・来た)ことがあります」、または「~へ行ってきたところです」となります。
「have been」は「I’ve been」のように略すことができます。
「have been」を使った例文をいくつかご紹介します。
『I have been to the station to see my mother off. 私は母親を駅へ見送りに行ってきたところです』、『She has been a doctor. 彼女はずっと医者をしています』、『Have you ever been to America? あなたは今までにアメリカへ行ったことがありますか』、『I have been at home. 私はずっと家にいました』、『I have been to Germany. 私はドイツへ行ったことがあります』
「had been」とは?
「had been」とは、過去完了形で、それぞれ過去のある時点まで「ずっと~でした」、「~にいた(行った・来た)ことがあります」、「~へ行ってきたところだった」、あるいは「~していたらよかったのに」と言う意味を持っています。
「had been」を用いた例文をいくつか挙げてみます。
『I had been to England. 私はイギリスへ行ったことがありました』、『He had been a teacher. 彼は教師をしていたことがありました』、『I wish she had been there. 彼女がその場にいたらよかったのですが』、『I had been here before. 私は以前、ここに来たことがありました』、『They had been in Japan. 彼らは日本にいたことがありました』
「have been」と「had been」の違い
「have been」と「had been」の違いを、分かりやすく解説します。
「have been」は現在完了形で、意味は「今までずっと~です」などがあります。
一方、「had been」は過去完了形で、過去のある時点まで「ずっと~でした」などの意味があります。
「have been」は「今までそうである、または今までそうだった」のに対し、「had been」は「(過去のある時まで)そうだった」ことを表す点が異なっています。
まとめ
現在完了形や過去完了形のように、英語は日本語とは違った表現方法があるので、その点が難しいところです。
ですが、ある程度決まった形があるので、それを覚えてしまえば、あとは応用で使いやすくなるかもしれません。
外国語は日本語のように、普段から使うことで、自然と身に着けやすくなるでしょう。
しかし、それは聞いたり話したりする言葉であって、やはり書いたり読んだりする言葉は学んでいくしかありません。
英語の習得は自分が覚えやすい方法を見つけることで上達も早くなります。
好きなことに関連したことから英語を覚えていくのも良い方法でしょう。