この記事では、「ぬるま湯」と「白湯」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「ぬるま湯」とは?
お風呂の温度を表すときよく使われている「ぬるま湯」【ぬるまゆ】は、手を入れて熱くない湯加減を表します。
例えば、お湯を沸かして湯船に入れた後、通常であれば45度前後で入るところですが、あえて少し時間をおいてぬるいと感じる温度を指すのです。
温度にすれば30℃以上で、人によっては40度以下であればぬるいと感じます。
このような「ぬるま湯」の用途としては、タオルを入れて濡らし、よく絞って肌を拭くとき使ったり、生地の醗酵を促すために使うのです。
「白湯」とは?
水をやかんに入れて100度にまで沸騰させて飲むものを「白湯」【さゆ】といいます。
沸騰させた後は15分ほどその状態のまま熱を加えると、水道水の塩素を飛ばして飲みやすくできるのです。
飲むときは温度に気をつけて飲みやすくしてから口に少量ずつ入れて、味を楽しむように時間をかけて飲んでいきます。
この不純物を除去した「白湯」は時間かけて飲むと体に与える刺激が少なくなり、内臓を労わりながら飲めるのがいい点です。
また、水を注いだコップを電子レンジに入れて500Wで2分程度温めれば簡単に作れます。
「ぬるま湯」と「白湯」の違い
ここでは「ぬるま湯」と「白湯」の違いを、分かりやすく解説します。
手を入れたとき冷たくもなく、熱くない30から40℃のお湯を「ぬるま湯」といいます。
体についた泡を洗い流すとき、ちょうどいい温度の「ぬるま湯」をかけるのです。
「微温湯」と書くように、はっきりした温度ではなく、刺激が少なく、肌を傷めない、ちょうどいい温度を指します。
このような意味から、「ぬるま湯の生活がしたい」と緊張しない日々を送りたいと伝えられるのです。
もう一方の「白湯」は水道水を10分以上沸騰させて、不純物を取り除いたお湯を指します。
刺激も少なく、胃に優しく入れられる飲み物です。
まとめ
お湯を指しますが、温度に違いがあります。
口当たりも変わってきますので、実際に作って飲んでみるのもいい比較の仕方になるでしょう。