「しっとり」や「さらさら」は物質における水分の含み具合を表す時に使う言葉です。
この記事では、「しっとり」と「さらさら」の違いを分かりやすく説明していきます。
「しっとり」とは?
「しっとり」とは物質に軽く湿り気が含まれていることや行き渡っている状態を表す言葉です。
「しっとり」は髪の毛や肌、食品など様々な場面で使われています。
「しっとり」はこれ以外にも人の性格が落ち着いていることや好ましい雰囲気や趣を表す時にも使うことが可能です。
「しっとり」の類義語には「やんわり」や「穏やか」などがあります。
「さらさら」とは?
「さらさら」とは物体に湿り気がほとんどない状態を表す言葉であり、さっぱりとして乾いていることを表します。
「さらさら」はこれ以外にも物が軽く触れ合うことや川が軽やかに流れる音、警戒に行動することや流暢に喋ることなどを表す時にも使うことが可能です。
「さらさら」はカタカナの「サラサラ」もよく使われており、「サラサラヘアー」などが有名です。
「しっとり」と「さらさら」の違い
「しっとり」は物体に軽い湿り気が含まれていることを表す言葉であり、「さらさら」はこれとは反対に物体に湿り気がなくさっぱりと渇いていることを表す言葉です。
「しっとり」はパンやケーキなどの食感に対して使うことが可能です。
「しっとり」の例文
・『しっとり系のケーキがとても好きなのですが、自分で作るのは難しいのが悩みです』
・『彼女のしっとりとした髪の毛を見ていたらとても恥ずかしくなってしまいました』
「さらさら」の例文
・『冬が終わり春が近づくと小川がさらさらと流れていく様子が見えてきます』
・『さらさらとした髪の毛に憧れているのですが、自分は癖のある毛なのでストレートパーマを掛けたいなと思っています』
まとめ
「しっとり」や「さらさら」は物体に含まれる水分の度合いを表す時に使うオノマトペであり、色々な場面で使われています。