この記事では、「こまめ」と「細目」の違いを分かりやすく説明していきます。
「こまめ」とは?
労を惜しますに懸命に働くことや、細かい点に気を配った上で行動に移すことを意味する言葉です。
「こまめ」という言葉は、ひらがなで書くのが一般的ですが、漢字で書くときは「小まめ」と書くことで知られます。
「小」は、「こざっぱり」「こぎれい」などと同じく、接頭語として使用されています。
「細目」とは?
細かく区切った条目や、細かく切ったものを意味する言葉です。
「細」は、「ほそい」という意味の漢字です。
「目」は、「め」や「もく」と読むことが可能ですが、「細目」の場合は、「め」と読むということで知られます。
「こまめ」と「細目」の違い
「こまめ」と「細目」の違いを、分かりやすく解説します。
「こまめ」は、労を惜しまないずによく働くことを表現する際に使用する言葉です。
他にも、こまごまと気配りが利くことを意味すると考えられます。
その一方で、「細目」は、細かく区切った条目や、細かく切ったものを表現する際に使用する言葉です。
「こまめ」は、細やかという言葉と似ており、細かくて緻密なさまや、づかいが行き届いたさまを表現すると言えるでしょう。
「こまめ」の例文
・『彼は注意深い人なので、いつもミスがないか、自分のレポートのチェックをこまめに実施する』
・『どんなことでも、こまめに続けることが、成功に繋がると言えるでしょう』
「細目」の例文
・『私は編み物が趣味で、細目の糸で、さまざまなニット帽を編むことにしています』
・『彼女は細目の眉毛がキリッとしており、とても格好良いと言われる』
まとめ
「こまめ」と「細目」は、似たような意味をもつ言葉ですが、使用されるケースやニュアンスが異なります。
「こまめ」は、労を惜しまずよく働くさまや細かいところまで気を配ることを表現する言葉です。
その一方で、「細目」は細かい目や細かく切ることを表現する言葉だと言えるでしょう。