音楽用語で「リマスター」と「リミックス」という言葉があります。
一体どの様な違いがあるのか、概要についても紹介します。
「リマスター」とは?
「リマスター」の意味と概要について紹介します。
意味
「リマスター」とは、「マスターテープをより高音質に置き換えること」という意味です。
主に昔のレコードなど、アナログ音源を抽出して、デジタル音源に加工することを言います。
概要
「リマスター」は、英語の“remaster”が語源で、「音源を作り直す」という意味があります。
原音をより良い音質にすることが目的であり、基本的に新たに音を加えることはしません。
プログラミングなどを用いてノイズを消去したり、音のバランスを調節して、より聞き易い音源にアレンジします。
「リミックス」とは?
「リミックス」の意味と概要について紹介します。
意味
「リミックス」とは、「マスターテープの音のバランスを変えたり、新たな音を加えたりして作り変えること」という意味です。
元の曲に手を加えて耳新しくすることを言います。
概要
「リミックス」は、英語の“remix”が語源で「混ぜ直す」という意味があります。
文字通り新しく音を加えたり、テンポを変えたりなど様々な加工をして混ぜ合わせて、新しい曲調に仕上げることを言います。
同じ音源を元にしていますので、最近ではプログラミングにより幾つものバージョンに編集して楽しむ人もいます。
但し、楽曲には著作権がありますので、個人で楽しむ意外に使用するのは控えましょう。
「リマスター」と「リミックス」の違い!
「リマスター」は、「音源を新しく作り直すこと」という意味です。
「リミックス」は、「音源を元に手を加えて作り変えること」という意味です。
2つの違いは「音源を作り変えるか、そのまま使うか」という点です。
まとめ
「リマスター」と「リミックス」は音楽用語ですので、使分けが難しいものです。
その曲がどの様にして作られたのかを考えましょう。