この記事では、「大口」と「小口」の違いを分かりやすく説明していきます。
「大口」とは?
「大口(おおくち・おおぐち)」という表現は、「金銭・品物の関係する取引・売買において、金額・数量が多いこと」を意味しています。
例えば、「大口の預金者は、金融機関から優遇されます」といった例文で使われます。
また「大口」には「偉そうな態度で大げさな話をすること・大げさに大言壮語すること」の意味もあり、「大口を叩く」といった慣用的な表現で使用することができます。
「大口」には単純に「大きな口・大きく開いた口」の意味もあります。
「小口」とは?
「小口(こぐち)」とは、「取引・売買において、金額・数量が小さいこと」を意味している言葉です。
例えば、「小口の取引業者は立場が弱くなりやすいのです」といった文章で使用することができます。
また「小口」には、「物事のはじまり・糸口」や「棒状のものを横に切った時の切り口・物の端っこ」、「製本において本の背を除いた三方の断ち口・特に本を開く側の断ち口」といった意味合いもあります。
「大口」と「小口」の違い!
「大口」と「小口」の違いを、分かりやすく解説します。
「大口」と「小口」のもっとも大きな違いは、「物品の売買や金銭の絡む取引をする場合に、その金額・数量が多いのか少ないのか?」ということにあります。
「大口」という表現は、「預金の金額が多い・投資の取引額が多い・品物を売買する数量が多い」といった「金額・数量が多いこと」を意味しているのです。
それに対して、「小口」という表現は「預金の金額が少ない・投資の取引額が少ない・品物を売買する数量が少ない」といった「金額・数量が少ないこと」を意味している違いがあります。
また「大口」には、「大げさなことを偉そうに言う・大きな口」といった「小口」にない意味があります。
反対に「小口」も、「物事のほんのはじめ・糸口」といった「大口」にはない意味を持っています。
まとめ
「大口」と「小口」の意味の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?
「大口」という表現は、「売買・取引などで金額・数量が多いこと」を意味しています。
「小口」という言葉は、「売買・取引などで金額・数量が少ないこと」を意味しています。
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