「交際」と「付き合う」の違いとは?分かりやすく解釈

「交際」と「付き合う」の違い言葉・カタカナ語・言語

人間関係において、「交際」「付き合う」とは異なったことを指すのか。

この記事では、「交際」「付き合う」の違いを分かりやすく説明していきます。

「交際」とは?

「交際」とは?

「交際」には、人と人とが互いに付き合うこと。

また、まじわり、といった意味があります。

主に「交際」は、互いに好きという行為を持った者同士が付き合うことを指す言葉となります。

そのため、恋愛において「交際」という言葉が用いられます。

いわば、恋人関係にある人同士の関係が「交際」です。

「交際」の使い方

「交際」は、「交際する」「交際を結ぶ」「交際を求める」といった使い方のほか、「男女交際」「交際範囲」「交際費」「交際中」などといった言葉があります。

「付き合う」とは?

「付き合う」とは?

「付き合う」には、その人と親しい関係を作る、といった意味があります。

この「付き合う」相手は、限定されることはありません。

異性でも同性でも、どのような年齢差があっても問題はありません。

人が人として、この人と仲良くした、協力したい、話をしたい、などと思い、親しい関係を築くことすべてが「付き合う」となります。

そのため、「付き合う」の場合、誰と、ということが大切ではなく、その人との親密性が大切です。

そのことから、「付き合う」は恋人に対してももちろん、用いることができます。

そのほか、行動を共にする際にも「付き合う」が用いられます。

「付き合う」の使い方

「付き合う」は、幅広く用いることができ、「ママ友に付き合う」「親しく付き合う」「お付き合いする」「付き合う方法」「仲良く付き合う」「対等に付き合う」などといった言葉があります。

「交際」と「付き合う」の違い

「交際」と「付き合う」の違い

「交際」「付き合う」の違いは、そのカテゴリーの範囲の違いです。

「付き合う」は、男女の関係をはじめ、どのような人に対しても用いることができるのに対し、「交際」は好きな人同士が仲良くすることを意味します。

そのため、相手によって、「交際」「付き合う」を使い分けることとなります。

「交際」の例文

「交際」の例文

・『友人が交際0日で結婚したと聞いて、驚きました』
・『大好きだった人に告白し、やっと、交際を始めることができました』
・『今度の週末、初めて交際中の彼を父に紹介する予定です』
・『交際3年で結婚することになりました』

「付き合う」の例文

「付き合う」の例文

・『年上のママ友ですが、対等に付き合うことができて楽しいです』
・『私は、人と付き合うことが苦手です』
・『黙って、彼と付き合うことはやめなさい』
・『ご近所さんとは、トラブルを回避するため仲良く付き合ってきたつもりです』

まとめ

まとめ

「交際」「付き合う」は、相手によって使い分けるといった違いがあります。

恋愛においては、「交際」を用い、そのほかにおいては、「付き合う」を用います。

「付き合う」のカテゴリーは非常に広いため、そのなかに、「交際」も含まれるものとなります。