「冷や汗」と「脂汗」の違いとは?分かりやすく解釈

「冷や汗」と「脂汗」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「冷や汗」「脂汗」の違いを分かりやすく説明していきます。

「冷や汗」とは?

「冷や汗」とは?

「冷や汗」とは、危機を感じた際にかく汗のことです。

そのような時によく「ヒヤリとした」と使いますが、この「ヒヤリ」は、「冷や汗」をかいたことから冷っとしたという解釈からきています。

危機による悪寒からの汗になる為、本当に冷たいと感じることが多いですが、実際にはそういった汗はかいていなくとも、「冷や汗をかいたよ」「冷や汗ものだった」など、それだけ危なかったという表現として用いることも多いです。

「脂汗」とは?

「脂汗」とは?

「脂汗」は、苦しさや痛みから、その我慢の為に出る汗のことになります。

こちらを「冷や汗」と使うこともありますが、「脂汗」とした方が、それだけ我慢している、苦しい状態だということが表現できます。

また、暑い時にじわっと出るような汗に対して使うこともあり、「これだけ暑いと、脂汗が出て仕方がない」のような使われ方をした場合には、こちらの意味だと分かります。

このような我慢や暑さの為から出る汗は、本当に脂分が多くなっていると言われており、その為に体にまとわりつくような感覚の嫌な汗のことがほとんどです。

「冷や汗」と「脂汗」の違い

「冷や汗」と「脂汗」の違い

「冷や汗」「脂汗」の違いを、分かりやすく解説します。

「冷や汗」は、危険の察知や突然のことからかく汗のことで、冷たい感覚を覚える為にそのように表現されます。

「脂汗」は、我慢や暑さから出ることがある汗で、この汗をかくと、含まれる脂質からべたべたになって嫌な感覚になることが多いと考えていいでしょう。

「冷や汗」「脂汗」のように使う場合がありますが、それによって実際に冷たい感覚があったとしても、「脂汗」と使う方が表現としては適しています。

まとめ

まとめ

「冷や汗」「脂汗」は、このような言葉になります。

どちらもできればかかないことに越したことはない汗だと言っていいでしょう。