「輪転機」と「枚葉機」の違いとは?分かりやすく解釈

「輪転機」と「枚葉機」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「輪転機」「枚葉機」の違いを分かりやすく説明していきます。

「輪転機」とは?

「輪転機」とは?

「輪転機」とは、主に新聞やその折込チラシを印刷する為の大型の印刷機になります。

ロール状になった紙に次々と同じ内容を高速で印刷できるのが特徴で、新聞サイズより大きな紙の印刷に対応しているものもあります。

大きなサイズの大量印刷に向いており、印刷後に1枚1枚に切り分けるところまで自動で行える機械がほとんどなので、新聞やチラシ、週刊誌などの印刷にとても向いています。

「枚葉機」とは?

「枚葉機」とは?

「枚葉機」は、予め切り分けられた紙に印刷する為の大型の印刷機です。

駅に掲示されているような大きなポスターは、この「枚葉機」によって印刷されていると考えていいでしょう。

「輪転機」よりも高いクオリティでの印刷が可能なので、そのようなポスターやカタログの印刷に向いています。

ソート機能が付いたものもあり、雑誌より高い品質が必要になる書籍類の印刷にも使用されています。

「輪転機」と「枚葉機」の違い

「輪転機」と「枚葉機」の違い

「輪転機」「枚葉機」の違いを、分かりやすく解説します。

「輪転機」は、ともかく高速で同じ内容を印刷するのに向いており、使用されるのはロール状になっている紙です。

高性能なものになると、毎時10万枚(切り分けた後)以上の印刷を行うことができます。

「枚葉機」は、サイズが決まっている紙を使って印刷する大型の印刷機で、家庭用のプリンターなどではとても扱えない大きな紙への印刷が行えます。

印刷のクオリティがとても高く、それが必要な高級なカタログなどの印刷にも使用されています。

「輪転機」は、ともかく数を印刷する場合に、「枚葉機」の方は、質の追求に利用される、共に業務用の印刷機になります。

まとめ

まとめ

「輪転機」「枚葉機」は、このような違いになります。

どちらも印刷が専門の会社でないと、まず見ることができないオフセット方式になる大型の印刷機です。