この記事では、「キャンパス」と「キャンバス」の違いを分かりやすく説明していきます。
「キャンパス」とは?
「キャンパス」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「キャンパス」は「campus」と英語表記します。
「キャンパス」は「大学などの構内。
校庭。
転じて大学」という意味があります。
大学のことを「キャンパス」と呼び、大学一の美女、才女などを決めるコンテストは「ミスキャンパス」などと呼ばれます。
また、大学の構内を「キャンパス」と呼び、「美しいキャンパスに憧れて、この大学を受験しました」などという文章を作ることができます。
大学における、制服のような役割をもち、大学名などが刺繍されている服を「キャンパスウェア」と呼ぶこともあります。
また、大学入試を考えている高校生やその両親のために、大学の雰囲気を知ってもらうため、日時を決めて構内を解放することを「オープンキャンパス」と呼びます。
「オープンキャンパスで訪れた大学に、絶対に入りたいと誓う」などという文章にできます。
「キャンバス」とは?
「キャンバス」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「キャンバス」は「canvas」と英語表記します。
「キャンバス」は「カンバス」と言うこともあります。
「キャンバス」は「麻などで目を粗く織った布」という意味があります。
軽くて丈夫な「キャンバス生地」は、トートバッグの素材としてよく使われます。
「キャンバス生地のバッグがお気に入り」などという文章を作ることができます。
次に「キャンバス」は「油絵用の画布」という意味があります。
麻などの布地に、油などを塗ったものを指します。
「西洋画を描こうと思い、キャンバスを購入した」とか、「油を絵を描くとき、私はキャンバスを使わずに、板にジェッソで下地を作り描くことが多い」などという文章を作ることができます。
また「キャンバス」は、野球の試合に使う、本塁以外のベースのことを指すことがあります。
さらに「キャンバス」はボクシングやレスリングの試合に使う、リングの床を指すこともあります。
「バックドロップで、キャンバスに後頭部を打ち付ける」などという文章にすることができます。
「キャンパス」と「キャンバス」の違い
「キャンパス」と「キャンバス」の違いを、分かりやすく解説します。
「キャンパス」は「大学などの構内。
校庭。
転じて大学」という意味があります。
「キャンバス」は「麻などで目を粗く織った布」また「油絵用の画布」という意味があります。
このように「キャンパス」は大学のことを指す言葉なのに対して、「キャンバス」は、麻などの布地を指す言葉になります。
このようにとても似ている言葉ですが、意味はまるで違うことが分かります。
まとめ
「キャンパス」と「キャンバス」の違いについて見てきました。
「キャンパス」は「大学」、「キャンバス」は「麻の布地」であることが分かりました。
2つの言葉を使いわけることができるようになりそうです。