この記事では、「所感」と「感想」の違いを分かりやすく説明していきます。
「所感」とは?
「所感」の意味と使い方について紹介します。
意味
「所感」は「しょかん」と読み、「ものごとに対して影響を受け、心が動いた点」という意味です。
使い方
「所感」は、ただ思ったことよりも一歩踏み込んで、「何をどう思ったか」という自分の意見を加えた内容を言います。
「所感」の「所」は「場所」「施設」「あること」「あるもの」「場合」などという意味です。
「あるもの」や「あること」に対して感じたこと、という意味で使われているのです。
「所感」はビジネスでもよく使われる言葉で、報告をする時などに「所感を述べる」として使います。
自分がどの様に考えているのかを伝えることにより、やる気や成果をアピールできます。
「感想」とは?
「感想」の意味と使い方について紹介します。
意味
「感想」は「ものごとについて心に感じたことや思ったこと」という意味です。
使い方
「感想」は、あるものごとについて、単純に自分がどう思ったかということを表します。
他人に何かを伝える為ではなく、自分が感じたことをそのまま表現するだけで良く、単に「おもしろかった」「つまらなかった」でも良いのです。
「想」は、「思い」「考え」「イメージ」などがあり、「感想」は「頭に浮かんで感じること」という意味で使われているのです。
「所感」と「感想」の違い!
「所感」は、「ものごとに対して、影響を受けたり心を動かされたこと」です。
「感想」は、「もんごとに対して、ただ単純に思った事」です。
まとめ
「所感」と「感想」は、内容が全く違います。
ビジネスで「所感を述べよ」と言われた時に、「感想文」にならない様に、注意しましょう。