「3K」と「新3K」の違いとは?別の解釈も?それそれを分かりやすく解釈!

「3K」と「新3K」の違い言葉・カタカナ語・言語

この「3K」は、かつてのバブル時代によく見聞きした言葉で、それが現在では「新3K」として生まれ変わったと考えていいでしょう。

「3K」とは?

「3K」とは?

この「3K」とは、「女性が男性に対して求める条件」として、1980年代後半から1990年代前半のバブルに流行った言葉です。

3つの「K」はいずれも「高」の略で、「高学歴」「高収入」「高身長」を兼ね揃えた男性という意味で使っていました。

これに対して、「高学歴」「高収入」までは分かるものの、「高身長」はあまり関係ないのではと言われることがありますが、当時は背が高い男性がモテていたという時代背景からだと考えてください。

「新3K」とは?

「新3K」とは?

近年になって「新3K」という言葉が誕生し、現在ではこちらが女性の求める理想の男性の条件だと言われています。

「K」「か行」の言葉から始まるという解釈になり、「価値観が合う」「金銭感覚が合う」「雇用が安定している」の3つで、特に最後の「雇用が安定している」という条件は、雇用不安が叫ばれる現代社会を象徴していると言っていいかも知れません。

学歴や収入などより、人間としての価値観などが自分に合い、そこまで収入がなくとも安定しているのが一番だということでしょう。

別の「3K」と「新3K」

別の「3K」と「新3K」

これらの「3K」「新3K」には別の解釈もあり、「やりたくない仕事」の3つの条件としても使われることがあります。

こちらでは、「3K」「きつい」「汚い」「危険」の3つで、「新3K」「きつい」「厳しい」(または「帰りが遅い」)、「給料が安い」だと言われています。

以前によく見聞きした「3K」「新3K」を比較すると、昔は「危険」が伴う仕事が敬遠されていたのに対し、給料について言及がされている点は、不景気だと言われる昨今の時代背景と大きく絡んでいると言えそうです。

まとめ

まとめ

先の「3K」は、「3高」(さんこう)とも呼ばれていました。

バブル自体を象徴する言葉として、今でもちょっとした話のタネとされることが少なくありません。