この記事では、「通り」と「道」の違いを分かりやすく説明していきます。
2つの言葉には、どのような意味と違いがあるでしょうか。
「通り」とは?
「通り」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「通り」は「とおり」と読みます。
「通り」は「人や車の通るところ。
道路。
往来」という意味があります。
例えば、家の近所に人や車が往来する場所があり、にぎやかに見える場合は「にぎやかな通り」などと言うことができます。
人の往来が激しい場所のことは、「人の往来が激しい通り」と呼び、車の往来が激しい道路に関しては、「車の往来が激しい通りだから、左右に注意して歩きなさい」などと子供に言うことがあります。
次に、「通り」には「地名や場所などを表す名詞の下に付き、道筋道路であることを表すこと」という意味があります。
例えば、○○駅前にある道路や道筋の場合は、「○○駅前通り」などと呼ばれます。
道案内をするときなどに、「通り」の名前を知っていると、案内がしやすくなります。
「家は、○○駅前通りを、北上して1㎞程の場所にあります」などと言うことができます。
「道」とは?
「道」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「道」は「みち」と読みます。
「道」は「人や車、船などが、往来するよう整備されたところ。
道路」という意味があります。
道路を横断するとき、「道を横切る」などと言います。
また、お盆などの規制で、車が通る道路が混むとき、「帰省で道が混んでいる」などと言います。
次に「道」には、「目的の場所に至る経路や、その途中」という意味があります。
例えば、学校から家に帰る途中の経路を、「学校からの帰り道」などと言います。
また目的地に行くまでの経路で、迷ってしまった時、「道に迷う」などと言います。
さらに「道」には、「ある目的や結果に行きつく道筋」という意味があります。
例えば、大学受験に合格するという目的がある時、そこに行きつく道筋を「合格への道筋」などと言います。
「自分らしい道を歩む」などという使い方をすることがあります。
「通り」と「道」の違い
「通り」と「道」の違いを、分かりやすく解説します。
「通り」は「人や車の通るところ。道路。往来」という意味があります。
一方の「道」は「人や車、船などが、往来するよう整備されたところ。
道路」という意味があります。
「道」は人や車、船など、様々なものが往来できるよう、整備されたところを指します。
一方で、「通り」は人や車の通るところを意味します。
特に、人が歩くことができる場所を指すという違いがあります。
このように、様々なものが往来できる場所を「道」と呼び、基本的に人が通るための「道」を「通り」と呼ぶと覚えておくといいでしょう。
まとめ
「通り」と「道」の違いについて見てきました。
「道」の中で、人が通る場所を「通り」と覚えておくといいのではないでしょうか。
2つの言葉の意味と違いを知り、使い分けるようにしてみましょう。