日常会話で「リスク」と「危険」という言葉が使われていますが、一体どの様に違うのでしょうか。
それぞれの意味と違いについて紹介します。
「リスク」とは?
「リスク」の意味と使い方について紹介します。
意味
「リスク」は、英語の“risk”が日本語化した言葉で、「ある行為により好ましくない結果が生じる可能性」という意味です。
ある行動を起こすことで、悪い出来事や結果などが生じることが予測されることを言います。
使い方
「リスク」は、「チャンス」「機会」などと違い、悪い意味の可能性に対して使われます。
「成功するリスク」ではなく、「失敗するリスク」になります。
また、「リスク」の場合は、自分で心構えをしたり、更には起こりえる悪い結果を少しでも良くする為に、コントロールすることが可能な時に使います。
「危険」とは?
「危険」の意味と使い方について紹介します。
意味
「危険」は「損害を与えたり、人の命に関わる様な深刻な状況、または大事故や大災害などが起きる可能性」という意味です。
自ら行動をしなくても、悪い出来事や結果が生じてしまうことを言います。
使い方
「危険」は英語では“danger”と言い、「深刻な状況にあること」を表します。
自分でコントロールできるものではなく、更にやろうと思ってすることではない時に使います。
「リスク」と「危険」の違い!
「リスク」は、「ある行動により悪い状況に陥ること」を表します。
「危険」は、「身に迫ってくる非常に深刻な事態」を表します。
この2つの言葉の違いは、「自ら行動することにより起きるものか、身に迫ってくるものか」という点です。
まとめ
「リスク」と「危険」は、似ている様で意味が違います。
自分の行動によるものかそうでないか、という違いを覚えておきましょう。