「一品」と「逸品」の違いとは?分かりやすく解釈

「一品」と「逸品」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「一品」「逸品」の違いを分かりやすく説明していきます。

2つの言葉には、どのような違いがあるでしょうか。

「一品」とは?

「一品」とは?

「一品」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「一品」「いっぴん」と読みます。

「一品」には、「ひとしな」という意味があります。

例えば、お酒を飲んでいる席で、料理が足りなくなった時、ひとしな追加で注文しようと思うかもしれません。

このような時、「料理を一品追加しよう」などと言います。

また「一品」には「絶品」という意味があります。

例えば、お寿司を食べたとき、これまでの人生でいちばんおいしいと感じることがあるかもしれません。

このようなとき、「この寿司は、人生の中の数少ない一品だ」などと言うことがあります。

また「一品」「天下一品(てんかいっぴん)」という四字熟語で使用することがあります。

「天下一品」には「世の中で比べるものがないくらい、優れていること」という意味があります。

「天下一品の技」「君の作るラーメンは、天下一品だ」などと言う使い方をします。

「逸品」とは?

「逸品」とは?

「逸品」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「逸品」「いっぴん」と読みます。

「逸品」には、「このうえもなく優れた品物や作品」という意味があります。

例えば、陶芸ショップでお皿を見ているときに、この上もなく優れた作品に出合った時、「この皿は、逸品だよ」などと「逸品」という言葉を使うことができます。

また、お蕎麦屋さんで、とても美味しい蕎麦を食べたとき、「このお蕎麦は逸品です」と店主に伝えて、蕎麦がいかに素晴らしいかを伝えることができるでしょう。

このように「逸品」は、とても優れている品物や作品に対して、使うことができる言葉になります。

「一品」と「逸品」の違い

「一品」と「逸品」の違い

「一品」「逸品」の違いを、分かりやすく解説します。

「一品」「絶品」という意味があります。

また「逸品」「このうえもなく優れた品物や作品」という意味があります。

基本的に、「一品」「絶品」は、同じ意味を持つ同義語となります。

そのため、自由に言い換えても問題があります。

「妻の作る料理は一品だ」「妻の作る料理は逸品」は同じ意味があります。

音が同じなので、口に出した場合は、違いもありません。

ただし「一品」よりも「逸品」のほうが、ややかしこまった印象があるかもしれません。

かしこまった雰囲気の文章にしたいときは、「逸品」を使ってみるといいでしょう。

このように「一品」「逸品」には同じ意味があります。

「一品」には「ひとしな」という意味があるため、この点は大きな違いとなるでしょう。

まとめ

まとめ

「一品」「逸品」の違いについて見てきました。

2つの言葉には、「優れたもの」という同じ意味があります。

同義語なので、言い換えをしても問題がありません。

「一品」には「ひとしな」という意味があるため、その意味で使用しないときは「逸品」を使わないようにしましょう。