「レトロ」と「ノスタルジック」の違いとは?分かりやすく解釈

「レトロ」と「ノスタルジック」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「レトロ」「ノスタルジック」の違いを分かりやすく説明していきます。

2つの言葉には、どのような意味と違いがあるでしょうか。

「レトロ」とは?

「レトロ」とは?

「レトロ」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「レトロ」「retrospective」からきた言葉になります。

「レトロ」は、「懐古的であること。

古いものを好むこと」
という意味があります。

ちなみに「懐古」には「昔のことを懐かしく思うこと」という意味があります。

例えば、親の時代にはやったようなファッションを、現代風にアレンジして楽しむような場合は、「レトロなファッションを楽しむ」などという文章を作ることができます。

また、大人が子供時代に流行したゲームが、現代の子供たちに大流行を起こすような場合がありますが、このような流行を「レトロブーム」などと呼びます。

また、古い時代のものを収拾するような趣味を持つ大人の人がいます。

このような人の趣味は「レトロな趣味」と呼びます。

「ブリキのおもちゃを集める、レトロな趣味の人」などという文章を作ることができます。

「ノスタルジック」とは?

「ノスタルジック」とは?

「ノスタルジック」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「ノスタルジック」「nostalgic」と英語表記します。

「ノスタルジック」は、「郷愁を感じる様子。

また感じさせる様子」
という意味があります。

ちなみに「郷愁」は、「他郷にあって故郷を懐かしく思う気持ち。

過去のものや遠い昔などにひかれる気持ち」
という意味があります。

例えば、昭和30年代などの街並みを、思い起こさせるような街並みが残っている場合、「ノスタルジックな街並み」と呼ばれることがあります。

また、学生時代の懐かしい思い出が浮かんできて、一人静かにその思いに浸るような場面では、「ノスタルジックな気分に浸る」などという文章にできます。

さらに、子供のころのアルバムを見て、子供時代に戻りたいと感じるような場面で、「写真を見たらノスタルジックな思いがわいてきた」などと呟くかもしれません。

「レトロ」と「ノスタルジック」の違い

「レトロ」と「ノスタルジック」の違い

「レトロ」「ノスタルジック」の違いを、分かりやすく解説します。

「レトロ」は、「懐古的であること。

古いものを好むこと」
という意味があります。

一方「ノスタルジック」は、「郷愁を感じる様子。

また感じさせる様子」
という意味があります。

どちらも、古い時代に関連する言葉という共通点があります。

ただし、「レトロ」は古いものが好きなことを意味し、「ノスタルジック」は、過ぎ去った日々に思いをはせるような意味があります。

このように、単純に古い時代のものを愛する人は「レトロなものが好き」と表現でき、過去に経験したような、古い時代のものを愛する人を「ノスタルジックなものが好き」と表現できるという違いがあります。

まとめ

まとめ

「レトロ」「ノスタルジック」の違いについて見てきました。

2つの言葉の意味の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるようになりそうです。