この記事では、「亜麻仁油」と「えごま油」の違いを分かりやすく説明していきます。
「亜麻仁油」とは?
亜麻の種子から得られる油です。
亜麻はアマ科の一年草です。
種子は楕円形で黄褐色をしています。
この種子を搾ることで油を得ることができます。
「亜麻仁油」にはオメガ3系脂肪酸が豊富に含まれています。
脂肪酸には飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸があります。
不飽和脂肪酸は、さらにオメガ3、オメガ6、オメガ9に分けることができます。
「亜麻仁油」にはオメガ3のαリノレン酸が多く含まれています。
オメガ3は体内では作ることができず、食事などから摂取する必要がある必須脂肪酸です。
オメガ3は非常に酸化しやすいため、「亜麻仁油」は加熱調理には向きません。
サラダやヨーグルトなど熱を加えずに食べるものにかけることが多いです。
また、酸化されやすいため保管方法に注意が必要です。
直射日光や高温多湿を避け、冷蔵庫で保管することが望ましいとされます。
開封後はできるだけ早く食べ切るようにします。
「亜麻仁油」の使い方
亜麻の種子から得られる油を指して使用する言葉です。
「えごま油」とは?
えごまの種子から得られる油です。
えごまはシソ科の一年草です。
「ごま」と名についていますが、すりごまなどとして食べられるごまとは異なります。
種子はやや丸い形をしています。
この種子から得られる油が「えごま油」です。
「えごま油」にはオメガ3系脂肪酸が多く含まれています。
その量は60%以上です。
食用として一般的に使用される大豆油、なたね油などは、オメガ3よりもオメガ6の割合の方が多くなっています。
熱によって酸化しやすいため、加熱調理には向きません。
サラダ、納豆、ヨーグルト、味噌汁、おひたしなどにかけて食べます。
味噌汁は温かいものですが、調理後に「えごま油」を加えるのなら問題ありません。
保管は冷蔵庫で行います。
オメガ3は低温でも固まりにくいので、冷蔵庫に入れても固まることはありません。
空気が入りにくく酸化を抑えた容器に入れられたものも売られています。
「えごま油」の使い方
えごまの種子から得られる油を指して使用をします。
「亜麻仁油」と「えごま油」の違い
どちらの油も必須脂肪酸のオメガ3を多く含んでいる点が似ていますが、同じ油ではありません。
違いは何から得られるのかで、前者は亜麻の種子、後者はえごまの種子から得られます。
「亜麻仁油」の例文
・『亜麻仁油を購入する』
・『亜麻仁油を納豆にかける』
・『毎日スプーン1杯の亜麻仁油を食べている』
・『精製されている亜麻仁油』
「えごま油」の例文
・『えごま油が安く売られていた』
・『えごま油を冷凍保存しておく』
・『えごま油を豆乳に加えて飲む』
・『えごま油を摂ることが毎日の習慣』
まとめ
オメガ3系脂肪酸を多く含む点が似ている2つの油ですが、亜麻の種子から得られるもの、えごまの種子から得られるものという違いがあります。