「処理」と「処分」の違いとは?分かりやすく解釈

「処理」と「処分」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「処理」「処分」の違いを分かりやすく説明していきます。

「処理」とは?

「処理」とは?

「処理」とは、きちんとした内容を施し、何かしらの結果になるという意味になる言葉です。

「伝票を処理する」と使うと、その伝票によって何らかの結果が得られることになると考えていいでしょう。

その結果として、終わらせるという解釈になることも多く、「まだ処理が済んでいない」と使った時には、まだその作業に当たる内容が終わっていないことが分かります。

そして、「適切な処理が必要だ」とした場合には、その対象に合った形で何かを施すことが求められます。

「処分」とは?

「処分」とは?

「処分」は、始末すること、または何かしらの処遇の内容という意味になります。

「不要品の処分」とすると、要らないものを処分することの表現になり、「厳しい処分が下った」と用いた時には、処遇の内容が厳しいものだと言っていると解釈してください。

途中の過程は問わず、始末してしまうこととして、「ともかく処分して欲しい」と使われたり、「処分内容に不満がある」のような使われ方では、処遇として決まったことに納得がいかないと言っているのと同じです。

「処理」と「処分」の違い

「処理」と「処分」の違い

「処理」「処分」の違いを、分かりやすく解説します。

「処理」は、それによって何らかの内容を行うことで、最終的な結果が得られるところまでがその意味となります。

「ずさんな処理」と使われた時には、行われるべき内容がきちんとしていない、いい加減だといった意味だと捉えることができます。

「処分」は、始末して片付けてしまうこと、または処遇について使われる言葉です。

「処分場」は、始末が行われる場という意味になります。

「どんな処分になるか」といった用い方だと、処遇がどのように決まるかと言っており、使い方からどちらの意味なのかを見分けるのはそう難しくありません。

まとめ

まとめ

「処理」「処分」は、このような言葉です。

「処理」は、使い方によっては最終的な結果が「始末」に繋がり、「処分」と同じ意味になることがあります。