この記事では、「商品」と「商材」の違いを分かりやすく説明していきます。
「商品」とは?
「商品」とは、商売の為に用意される物品、またはサービスの類いを指す言葉です。
スーパーマーケットであれば、売り場に並ぶ野菜や魚などの食材類、日用品などがそれに当たり、英会話教室なら、その英会話の授業内容が「商品」そのものです。
よって、原則的に金銭の授受があって、受け渡しやサービスとしての提供が行われますが、時には「試供」として無料での提供も行われ、その為の特別なものが用意されている場合もあります。
「商材」とは?
「商材」とは、商売行為に利用できる「商品」のことです。
その「材料」になるという意味からの言葉で、「いい商材が手に入った」と使った時には、それによってうまく商売が行えそうだと言っていることになります。
近年では、「情報商材」という言葉をよく耳にしますが、これは、商売に利用できる情報という解釈になります。
その内容は様々ですが、ほとんどが疑わしいものばかりなので、そういったものには手を出さない方が無難です。
「商品」と「商材」の違い
「商品」と「商材」の違いを、分かりやすく解説します。
「商品」は、商売に使われる物品やサービスのことです。
その為、提供には特別に無償になる場合を除き、金銭が絡むと考えて構いません。
「商材」は、商売行為の材料となる「商品」を指す言葉で、先の「情報商材」のような形のないものだけでなく、直接売り物となる物品のこともあります。
販売業では、商売の為に「商品」を仕入れていますが、この場合の「商品」は商売に利用されているので、販売側から見ると「商材」とも表現できます。
まとめ
「商品」と「商材」は、このように違います。
共に「商品」ではありますが、それが商売行為に利用できる(それによって利益があげられる、もしくはそう考えられる)場合は、「商材」とも呼べるという関係になっています。
