この記事では、「承認」と「確認」の違いを分かりやすく説明していきます。
「承認」とは?
「承認」とは、その内容を認め、許可することです。
「課長の承認が得られたので、早速は発注した」のように使われることが多く、他の誰かや団体などに認めてもらうという意味で広く使われる言葉です。
尚、これとよく間違えられる言葉に「認証」があり、そちらは、あるサイトでIDとパスワードが一致したので、そのIDの所有者だと「認証」されたなどと用いられます。
確かに、それもそのサイト管理者に「承認」されたことになりますが、「(IDとパスワードによる)認証作業が必要だ」のように使われ、これとはまた別の言葉となります。
「確認」とは?
「確認」は、そうだと認めることの表現になります。
「確認作業に手間取った」と使うと、認める為の作業に時間が掛かったと言っていることになり、「確認が必要だ」とすれば、確かだと認める必要があるという解釈になります。
「認める」とは言っても、自分で行えるものも多く、その場合は自分自身で認めて「理解する」ことになります。
「確認してください」と言われた時には、その内容が確かだと分かり、理解できれば、それを行ったという解釈になります。
「承認」と「確認」の違い
「承認」と確認」の違いを、分かりやすく解説します。
「承認」は、それを認めて許可するという意味になる言葉で、そのようなことができる(その権限がある)人や団体などによって行われるものです。
「確認」は、そうだと認めることで、誰にでも行えることですが、それがされたとしても、間違いがないという訳でもありません。
「確かに確認したはずなのになぁ」といったような使われ方もあるように、きちんとそうだと分かったはずが、間違いだったという場合もあるものです。
まとめ
「承認」と「確認」は、このように違います。
大事な内容の「確認」は、自分1人だけでなく、多数で行った方が確かです。