「ばつが悪い」と「きまりが悪い」の違いとは?分かりやすく解釈

「ばつが悪い」と「きまりが悪い」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「ばつが悪い」「きまりが悪い」の違いを分かりやすく説明していきます。

似た雰囲気のある2つの言葉には、どのような意味と違いがあるでしょうか。

「ばつが悪い」とは?

「ばつが悪い」とは?

「ばつが悪い」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「ばつが悪い」は、「ばつがわるい」と読みます。

「ばつが悪い」は、「きまりが悪い。

具合が悪い」
という意味があります。

「ばつ」は、「場都合」の略と言われています。

そのため、その場における調子が悪い場合に、この言葉を使うことができます。

例えば、最近喧嘩したばかりの人と、エレベーターなどで二人きりになる場合は、具合が悪いと感じるのではないでしょうか。

このような場合は、「喧嘩したばかりの人と二人きりになり、ばつが悪いと感じた」などという文章を作ることができます。

また、恋人と一緒にレストランに行ったときに、隣の席に、元カノがいたら、具合が悪いと感じるのではないでしょうか。

このような場面では、「恋人と元カノに挟まれて、ばつが悪い状況になった」などという文章にできます。

「きまりが悪い」とは?

「きまりが悪い」とは?

「きまりが悪い」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「きまりが悪い」「きまりがわるい」と読みます。

「きまりが悪い」は、「他に対して面目が立たない。

恥ずかしい」
という意味があります。

誰かに対して、恥ずかしいと感じるような場面で、「きまりが悪い」という言葉を使うことができます。

例えば、先輩社員が後輩の前で、仕事をミスしてしまった場合、後輩の手前、恥ずかしいと感じるのではないでしょうか。

このような場面で、「後輩の前でミスをしてしまい、きまりが悪い」などという文章を作ることができます。

また、電車が発車する直前に、ホームにダッシュをしたものの、乗る寸前で電車の扉が閉まってしまった場合、周囲の人に対して恥ずかしい思いをします。

この場面では、「ダッシュしたのに電車に乗れず、きまりが悪い思いをした」などという文章にすることができます。

「ばつが悪い」と「きまりが悪い」の違い

「ばつが悪い」と「きまりが悪い」の違い

「ばつが悪い」「きまりが悪い」の違いを、分かりやすく解説します。

「ばつが悪い」は、「きまりが悪い。

具合が悪い」
という意味があります。

一方で、「きまりが悪い」は、「他に対して面目が立たない。

恥ずかしい」
という意味があります。

この2つの言葉は、基本的に同じ意味を持つ同義語になります。

そのため、具合が悪い、恥ずかしいと感じた場面で、「ばつが悪い」「きまりが悪い」のどちらの言葉を使っても問題ありません。

その場において、具合が悪いと感じたり、恥ずかしいと感じた場合は、「ばつが悪い」「きまりが悪い」の好きな方を使うようにしましょう。

まとめ

まとめ

「ばつが悪い」「きまりが悪い」の違いについて見てきました。

2つの言葉は同じ意味を持つ同義語だということが分かりました。

同じ場面で自由に使い分けてみてはいかがでしょうか。