この記事では、「日直」と「休日出勤」の違いを分かりやすく説明していきます。
「日直」とは?
「日直」の意味と概要について紹介します。
「日直」の意味
「日直」は「にっちょく」と読みます。
意味は「その日の役割を持った人のこと」「昼間・休日に行うこと」という意味です。
「日直」の概要
「日直」とは、その1日のみ決まった役割を果たすことを言います。
1日のうち、昼間の業務だけを担当することもあり、この場合夜間の「日直」は「宿直」と呼ばれます。
「日直」は学校でよく使われる役割で、持ち回りで毎日決められ、学級日誌を記入したり、授業の最初と最後に挨拶の号令をかけるなどの単発的な役割があります。
自衛隊や警察、医療機関などで使われる鵜場合、「交代制での昼間の任務のこと」を言います。
「休日出勤」とは?
「休日出勤」の意味と概要について紹介します。
「休日出勤」の意味
「休日出勤」は「きゅうじつしゅっきん」と読みます。
意味は、「会社で休日と定められた日に、出社して業務を行うこと」です。
「休日出勤」の概要
「休日出勤」は、仕事でトラブルが起きたり、どうしても締め切りに間に合わないなどの理由で上司が認めることにより、休日に出社して業務をすることを言います。
会社には労働契約により、「休日=労働義務がない日」が定められています。
休日には以下2種類があります。
「法定休日」は、労働基準法で最低でもこれだけは休むようにと定められた休日で、会社は労働者に対して、「週に1日以上、もしくは4週に4日以上の休日」を与えなければならないことになっています。
「法定外休日」は、会社が独自に決めた休日のことで、週休2日制のことなどを言います。
これらの休日に出勤して仕事をすることを「休日出勤」と言うのです。
「日直」と「休日出勤」の違い!
「日直」は「その日の役割」「昼間・休日に行うものこと」です。
「休日出勤」は「会社で休日と定められた日に出社して仕事をすること」です。
まとめ
今回は「日直」と「休日出勤」の違いをお伝えしました。
「日直は昼間にするもの」、「休日出勤は休日にするもの」と覚えておきましょう。