「ミルトン」と「ハイター」の違いとは?分かりやすく解釈

「ミルトン」と「ハイター」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「ミルトン」「ハイター」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ミルトン」とは?

「ミルトン」とは?

杏林製薬が販売する除菌用製品のブランド名です。

哺乳瓶を消毒するための液体タイプ・錠剤タイプ、手すりやぬいぐるみなどの除菌に使用するスプレー、赤ちゃん用洗濯洗剤、手指消毒ジェルなどの製品があります。

「ミルトン」はイギリスで誕生をし、50年以上の歴史があります。

多くの人からの信頼を得ており、信頼度は94. 6%とキョーリン製薬の調べによって発表されています。

哺乳瓶の消毒に使用するものは、錠剤タイプと液体タイプがあり、その利用率は錠剤が70. 4%、液体が29. 6%とキョーリン製薬が調査をしています。

錠剤タイプの使い方を説明します。

まず哺乳瓶やさく乳器などを洗って清潔にします。

専用の容器に水を入れ、4Lの水に対して錠剤2つを加えます。

そこに気泡が入らないように哺乳瓶などを入れます。

1時間以上つけておくことが目安です。

作った液は24時間使用することができます。

1時間以上つけたら、哺乳瓶などを取り出して溶液を軽く振り落とします。

すすがずに使用することが可能です。

「ミルトン」の使い方

杏林製薬が販売している消毒用製品のブランド名を指して使用する言葉です。

「ハイター」とは?

「ハイター」とは?

花王が販売する漂白・除菌製品のブランド名です。

衣類用、台所用、住居用、お風呂用などがあります。

製品の中には塩素系のものがあり、混ぜると危険です。

製品に記載されている使用方法を必ず読んでから、決められた方法で使うようにします。

台所用のもので使い方を説明します。

液は薄めて使用をします。

1Lの水に10mlが目安です。

ここに洗った食器や布巾などをつけこみます。

除菌や消臭が目的の場合は2分ほど、漂白が目的の場合は30分ほどが目安です。

その後にすすぎ洗いをします。

雑菌の繁殖を抑えて嫌な臭いを取り除き、カップなどの茶渋を取り除きます。

台所の排水口に取り付けるゴムはぬめりやすいです。

ここに取り付けるタイプもあり、ぬめりや臭いを抑えてくれます。

「ハイター」の使い方

花王が販売する漂白・除菌製品のブランドを指して使用する言葉です。

「ミルトン」と「ハイター」の違い

「ミルトン」と「ハイター」の違い

どちらの製品も除菌をします。

違いは販売している企業と用途です。

前者は杏林製薬が販売をしており、主にベビー用品に使用をします。

後者は花王が販売しており、台所、お風呂、トイレなどに使用をします。

ベビー用品を消毒することを主な目的とはしていません。

「ミルトン」の例文

「ミルトン」の例文

・『ミルトンを愛用している』
・『哺乳瓶をミルトンで消毒する』
・『ミルトンを購入する』
・『ミルトンの錠剤を水に入れる』

「ハイター」の例文

「ハイター」の例文

・『ハイターで布巾を漂白する』
・『ハイターでカビ取りをする』
・『ハイターを使って除菌をする』
・『ハイターのにおいがする』

まとめ

まとめ

どちらも除菌をする製品ですが、販売している企業と用途が異なります。