「粘着剤」と「接着剤」の違いとは?分かりやすく解釈

「粘着剤」と「接着剤」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「粘着剤」「接着剤」の違いを分かりやすく説明していきます。

「粘着剤」とは?

「粘着剤」とは?

物と物をくっつけるもので、後ではがすことができるものです。

粘着とは、ねばりつくことです。

くちゃくちゃと噛んだ後のガムは、ねばねばとしています。

道に落ちているガムを踏んでしまうと、地面と靴がくっついたような状態になります。

物と物がくっついたのです。

しかし、これは力を入れればはがすことができます。

ガムは「粘着剤」としては使いませんが、このような性質のものを指しています。

くっつけるために使用される材料には、アクリル系のもの、シリコーン、ウレタン、ゴム系のものなどがあります。

それぞれ、耐熱性や耐寒性などに違いがあり、用途も異なります。

この言葉が意味するものは、シール、ラベル、保護フィルムなどに活用されています。

くっつくまで待つ必要はありません。

たとえば、スマホ画面の保護フィルムだと、フィルムを画面の上にのせて軽く抑えるだけで、すぐにくっつきます。

「粘着剤」の使い方

物と物をくっつけるもので、それが後ではがせるものを指して使用をします。

「接着剤」とは?

「接着剤」とは?

物と物をくっつけるための物質です。

この物質自体は固まります。

この物質は合成樹脂で作られていることが多いです。

水溶性のもの、合成ゴム系のもの、エポキシ樹脂系などがあります。

用途によって、水溶性がよいのか、合成ゴム系がよいのかなど違いがあります。

木材には木材に適したもの、ガラスにはガラスに適したものがあるのです。

うまくくっつけるためには、物の表面を滑らかにし、汚れを取り除いておくことが大切です。

くっつけたいものに塗布し、そこにもう一つのくっつけたいものを付着させます。

この物質が固まることで物と物がくっつきます。

この物質が固まる方法には、乾燥、冷却、化学反応などがあります。

陶器の置物が割れてしまったとします。

割れた部分はわずかなので、くっつけることができそうです。

割れた部分に「接着剤」を塗り、もう一方の置物に付着させてしばらくすると、割れた部分がくっつきます。

しっかりとくっついていれば、容易には取ることができません。

「接着剤」の使い方

物と物をくっつけるための物質を指して使用します。

この物質自体が固まる場合をいいます。

「粘着剤」と「接着剤」の違い

「粘着剤」と「接着剤」の違い

物と物をくっつけるための物質なのですが、同じものではありません。

「粘着剤」は完全に固まることがなく、後ではがすことができます。

「接着剤」は固まります。

「粘着剤」の例文

「粘着剤」の例文

・『粘着剤が手についてべたべたする』
・『触ってもべたつかない粘着剤』
・『強力にくっつくけれど簡単にはがせる粘着剤』
・『片面に粘着剤がついている』

「接着剤」の例文

「接着剤」の例文

・『すぐにくっつく接着剤』
・『強力にくっつけてくれる接着剤』
・『接着剤で指がくっついてしまった』
・『すぐれた接着剤』

まとめ

まとめ

物と物をくっつける物質を指していますが、2つのものは性質が異なり、用途も異なります。