サラダや鍋料理などに欠かすことができない「マロニー」と「春雨」は、何がどのように異なるのか。
この記事では、「マロニー」と「春雨」の違いを分かりやすく説明していきます。
「マロニー」とは?
「マロニー」は、食べ物の名前というよりも商品名となります。
「マロニー株式会社」が発売している商品で、商品名が「マロニー」です。
原材料はジャガイモのでんぷんで、コーンスターチなどが用いられています。
味がしみこみやすい点が特徴で、鍋料理や煮込み料理などに適している食べ物です。
また、煮崩れしにくい点も特徴です。
「マロニー」には、「乾燥マロニー」と「生マロニー」があり、「生マロニー」の方がつるつるでコシがあります。
「乾燥マロニー」の場合100グラム当たりのカロリーは350キロカロリー。
少し高めのように思えますが、実際に煮込むと5倍ほどに膨れることを考えると、低カロリーの食べ物と言えます。
また、「マロニー」を食べることで、腸内環境を整える効果や脂肪が減少するといった研究結果もあり、ダイエット食品として選ばれています。
「春雨」とは?
「春雨」は、鎌倉時代に中国から伝わったとされる食べ物です。
原材料は、緑豆やジャガイモ、サツマイモのでんぷんです。
乾燥した状態で販売されており、スープやサラダといった料理に適しています。
カロリーは、「乾燥春雨」で100グラム当たり345キロカロリー。
「春雨」の場合、茹でて使うものとなるため、茹でた後の量は4倍程度となることから、低カロリーの食べ物と言えます。
ただし、味がしみこみにくいということで、「春雨」自体に味をしみこませ楽しむことは難しくなります。
そのため、ドレッシングにあえ食べる方法やスープと一緒に食べる方法が主な調理方法となります。
「マロニー」と「春雨」の違い
「マロニー」と「春雨」の違いは、まず、原材料にあります。
「マロニー」の原材料は、ジャガイモのでんぷん、コーンスターチなど。
「春雨」の原材料は、緑豆やジャガイモ、サツマイモのでんぷんです。
同じでんぷんを使用し作られている食べ物ですが、何のでんぷんなのかといった違いがあります。
また、「マロニー」は、あくまでも、商品名となり、「春雨」のデメリットを克服するために作られた食べ物となります。
「春雨」の場合、味をしみこませることが難しいといったデメリットがあります。
その点を改良するために作られたのが「マロニー」となり、「マロニー」は、「春雨」とは違い非常に味をしみこませやすい特徴があります。
そのため、鍋料理や煮込み料理などに適した食べ物となります。
このように「マロニー」は、「春雨」を参考にして開発された「マロニー株式会社」の商品であるということ。
「春雨」は日本では鎌倉時代から食べられていた食べ物であるということ。
この点にも違いがあります。
まとめ
以上のように「マロニー」と「春雨」は、でんぷんで作られている共通点があるものの、その原材料が異なるといった違いがあります。