「おまけ」とは?言い換えを徹底解釈

「おまけ」とは?言い換え

この記事では、「おまけ」という言葉の意味や類語などについて分かりやすく説明していきます。

「おまけ」という言葉の意味

「御負け」という漢字表記の「おまけ」という言葉は、商品を仕入れる際に問屋との値段競争に負けたり、お客さんからの値段交渉に負けて値引きしたりする際に使われていた言葉で、大正11年にグリコのキャラメルに絵カードのギフトを付けていたのが、その始まりとも言われています。

「おまけ」という言葉の1つ目の意味は「販売する商品に添えて、お客さんに贈る品物」です。

2つ目は「感謝の気持ちを込めて無料で提供するサービス」を表し、販売する側から消費者に対しての感謝の気持ちを込めた小さなギフトという意味合いを持っています。

「おまけ」のポジティブな言い換え

「おまけ」という言葉のポジティブな言い換えは以下の通りです。

・『特典(とくてん)』
「特」「典」のいずれの文字も「とくべつ」という意味を持ち、「特別に与えられる待遇や権利、物品」などを示す言葉になります。

・『手当(てあて)』
「給与以外に諸費用として支給してもらえるお金」「労働の報酬として支払われる金銭」などを指す言葉ですが、「前もって準備しておく」という意味合いでも使われる言葉です。

・『色を付ける』
「商売や取引において、値引きやサービスを付けることで、相手に対して感謝の意を示す」さまを表す慣用句で、ある商品に新しい面白みや意味などを付け加えたり、景品を添えたりする際に使われる表現になります。

・『付加(ふか)する』
「あるものに、さらに価値のある物を付け加える」さまを表す言葉で、既に存在しているものに、他の条件や価値などの新たな性質を与える様子を示す文言です。

「おまけ」の類語や言い換え

「おまけ」の類語や言い換えは以下の通りになります。

・『景品(けいひん)』
「購入した商品などに添えてお客に贈る品」を表す言葉で、主催者側が参加者側に贈る品物や、コンペなどで一定の好成績を出した人に配られるものを指して使われる言葉です。

・『インセンティブ』
「動機」「刺激」などの意味を持つ英単語「incentive」から派生した言葉で、目標や意欲などを高めるための動機付けや報奨金などを指して使われる文言です。

・『付録(ふろく)』
「主要なものに添える物」「補足の意味で付け加えて書いたもの」などを表す言葉で、主に書籍や雑誌、新聞などを購入した際に添えられるものを指して使われる文言になります。

『添え物(そえもの)』
「主となるものに付け加えたもの」を表す言葉で、副食や酒肴などを指して使われる表現になります。

まとめ

今回は「おまけ」という言葉について紹介しました。

「おまけ」という言葉の本来の意味や類語などをよく理解して、日常的に使いこなせるようにしましょう。