この記事では、「クローズ」と「クローズド」の違いを分かりやすく説明していきます。
「クローズ」とは?
「クローズ」は、元となる英語の“close”の意味から、「締める」という解釈になる言葉です。
ビジネスで商談が成立した(条件など具体的にまとまった)時、抱えていた問題が解決した、もしくは解決するのを辞めた(諦めた)といった時によく用いられます。
例えば、「あの商談はクローズできたの?」と使うと、まとまったのかと言っていることになり、「この前の件はもうクローズしたので、考えなくていい」とすると、その件についてはもう解決した、または考えるのを辞めたという解釈になります。
尚、これがタイトルとなっている「クローズ」という有名な漫画、及び映画がありますが、こちらは“crows”というスペルになり、「カラスたち」という解釈になり、全く別の意味です(作中に登場する不良たちをカラスに例えています)。
「クローズド」とは?
「クローズド」は、「閉ざされた」と解釈して使う言葉です。
こちらもビジネスではよく用いられ、「このコンペはクローズドだから、参加する会社が決まっている」のような使い方になります。
この場合の意味は、どの会社でも参加できるコンペではなく、指名された会社間だけで行われるものだと言っていると考えていいでしょう。
ゲームにおいても「クローズドテスト」といった使い方でよく見聞きする言葉で、この場合も指名されたプレイヤーや関係者だけで行われるテストという解釈になり、一般からそのテストの為のプレイヤーを募集するようなことはしないという意味になります。
「クローズ」と「クローズド」の違い
「クローズ」と「クローズド」の違いを、分かりやすく解説します。
「クローズ」は、そこで締める(締めた)と言った解釈になり、「クローズド」の方は、閉ざされた中で何かを行う(行った)ような場合に使われる言葉になります。
先のように、「クローズド」は、ゲーム関係でも頻繁に使っている言葉なので、親しみがある人も多いかも知れません。
まとめ
「クローズ」と「クローズド」は、このような言葉になります。
「クローズ」は、ビジネスではそれなりに聞く言葉になる為、使い方をしっかり覚えておきましょう。