「同様」とは?言い換えを徹底解釈

「同様」とは?言い換え

この記事では、「同様」という言葉の意味や類語などについて分かりやすく説明していきます。

「同様」という言葉の意味

「物事が変わらない」さまや「等しい」様子を表す「同」という文字と、「物事の形や在り方」を表す「様」を組み合わせた「同様」という言葉は、複数の物や事象などと比べて、それぞれの様子や種類、傾向などが同じだったり、ほぼ同じレベルである場合に使われる言葉です。

「同様」という言葉の1つ目の意味は「同じであること」になります。

2つ目は「ほとんど同じである」さまを表し、名詞や形容動詞として使われている表現です。

「同様」のポジティブな言い換え

「同様」という言葉のポジティブな言い換えは以下の通りです。

『寸分違(すんぶんたが)わず』
きわめて短小なさまを表す「寸分」さえも「異なっていない」様子を表し、「ほんのわずかな違いもないまったく同じ状態である」さまを表す言葉です。

・『例外なく』
「一般的な例から外れていない」様子を表す言葉で、転じて「必ず」「すべて」などを示す表現になります。

・『一律(いちりつ)』
音楽的表現で「一つの音律」という意味を持つ言葉で、転じて「同じ調子で変化がない」さまや「すべてが同じで例外がない」様子を示す言葉です。

・『均等(きんとう)』
「すべてが平等で差がない」さまを表す言葉で、様子や性質、種類などが等しいことを示す言葉です。

「同様」の類語や言い換え

「同様」の類語や言い換えは以下の通りになります。

・『均一(きんいつ/きんいち)』
「質や量などがすべて同じである」さまを表す言葉で、凸凹(でこぼこ)がなく一様である状態を示す表現です。

・『彷彿(ほうふつ)させる』
「思い起こさせる」さまや、「おのずから何かを連想させる」様子を示す文言で、「彷彿とさせる」と表記されることもあります。

・『十把(じっぱ)ひとからげ』
本来であれば10に束ねるべきものを、ひとつに束ねていたことから使われ始めた表現で、「区別することなく同じ扱いにする」際に使われています。

「ひとからげ」「一括り」という意味を持ち、少々ネガティブなニュアンスを含む表現になりますので注意が必要になります。

・『等しく』
「2つ以上の物において数量や程度、形状などに差がない」様子を表し、同じような物や類似しているものなどを対象に使われる文言です。

まとめ

今回は「同様」という言葉について紹介しました。

「同様」という言葉の本来の意味や類語などをよく理解して、日常的に使いこなせるようにしましょう。