「絡む」とは?言い換えを徹底解釈

「絡む」とは?言い換え

この記事では、「絡む」の意味や類語などを分かりやすく説明していきます。

「絡む」の意味

「絡む」には、「物に巻き付く」「まといつく」「他の物事が密接に結び付く」「無理を言ったり、理屈をこねたり、言いがかりをつけて相手を困らせること」「交流すること」「巻きつける」「絡める」という意味が含まれています。

「絡む」の敬語やビジネスでの言い換え

・『交流を深める』
「交流する」の意味合いで「絡む」という表現を用いるのは非常にフランクでカジュアルな印象を相手に与えますが、逆に目上の相手やビジネスシーンなどで用いるのは相応しくないと言えます。

したがって、敬語やビジネスでは「絡ませていただきたい」などよりも「交流を深めさせていただきたい」などのように表現するのが適切でしょう。

・『親交を深める』
こちらも上記の「交流を深める」と同じく、「良い関係を築く」「関係を良好にする」という意味で用いられる言い回しであり、「絡む」に比べると、より丁寧でフォーマルな場面に相応しい表現であると言えます。

・『親睦(しんぼく)を深める』
「親睦」とは「お互いに親しみ合い、仲良くすること」を意味する言葉であり、「親睦を深める」とは「親しさを増すこと」「より一層仲良くなること」を意味する慣用句になります。

こちらの表現も「交流する」という意味合いで、目上の相手やフォーマルな場面で多用されている言い回しです。

「絡む」の類義語や言い換え

「絡む」の類義語や言い換えは以下の通りです。

・『巻き付く』
「ぐるぐる巻いて付く」「他の物に絡んでつく」という意味を表す言葉です。

・『引っ付く』
「ぴったりとついて離れなくなる」「くっつく」「相手と親密な関係になる」「情を通ずる」という意味を表す言葉です。

・『張り付く/貼り付く』
「布や紙などがぴったりくっついて離れなくなること」「ある人や場所などから離れずにいる」という意味を表す言葉です。

・『関わる』
「関係を持つ」「関係する」「重大なつながりを持つ」「影響が及ぶ」「こだわる」という意味を表す言葉です。

・『関係する』
「2つ以上の物事がお互いに関わり合うことやその関わり合い」「あるものが他に対して、影響力を持っていることやその影響」「人と人との間柄や縁故」「性的に交わること」「その方面や領域」という意味を表す言葉です。

まとめ

今回は「絡む」について紹介しました。

「絡む」の意味や類語を理解して、日常で使いこなせるようにしましょう。