この記事では、「罪」の意味や類語などを分かりやすく説明していきます。
「罪(つみ)」の意味
「罪」には以下の意味が含まれています。
・「道徳、法律など社会規範に反する行為」 ・「社会規範に反する行為により受ける制裁」 ・「宗教上の教義に背く行為」 ・「無慈悲な様」や「残酷な様」「罪(つみ)」という言葉ですが、「何事にせよ悪いことがある」という意味を表す動詞「つつむ」に由来する「つつみ」がつづまって変化し「つみ」になったと云われています。
古語の「つつむことなし」や「つつみなし」、「つつしむ」という言葉も「つつむ」という言葉から派生した表現になります。
「罪」の類語や言い換え
「罪」の類語や言い換えは以下の通りです。
・『咎/科(とが)』
「人から責められたり、非難されたりするような行為」、「過ち」、「しくじり」、「罰されて当然の行為」、「非難されるような欠点」を意味する言葉です。
・『罪科(ざいか)』
「法律や道徳、宗教などにおける掟に背いた罪」、「法律により処罰すること」、「仕置き」を意味する言葉です。
・『罪悪(ざいあく)』
「宗教や道徳の教えに背くこと」を意味する言葉です。
・『罪過(ざいか)』
「罪」や「罪悪」を意味する言葉です。
・『不善(ふぜん)』
「良くないことやその様」を意味する言葉です。
「罪」の類義語や言い換え
「罪」の類義語や言い換えは以下の通りです。
・『汚行(おこう)』
「道徳から外れている不名誉な行い」を意味する言葉です。
・『不埒(ふらち)』
「道理から外れており、けしからぬことやその様」、「要領を得ないこと」や「埒のあかないこと」を意味する言葉です。
・『悪行(あくぎょう/あっこう)』
「人の道や道理から外れた悪い行い」を意味する言葉です。
・『非行(ひこう)』
「あるまじき行為」や「良くない行い」を意味する言葉です。
・『不始末(ふしまつ)』
「始末の仕方が良くないこと」や「けしからぬ行い」、「不埒なこと」を意味する言葉です。
・『不行跡(ふぎょうせき)』
「行いが良くないこと」や「身持が悪いこと、その様」を意味する言葉です。
・『不行状(ふぎょうじょう)』
「行いが悪いこと」や「身持が良くないこと」を意味する言葉です。
・『クライム』
「(罰則のある)犯罪や罪」、「(道徳的な)悪事や悪行」などの意味を含める英単語“crime”に由来する外来語です。
まとめ
今回は「罪」について紹介しました。
「罪」の意味や類語を理解して、日常で使いこなせるようにしましょう。