「誇り」と「プライド」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「誇り」と「プライド」の違いとは?言い換え

この記事では、「誇り」「プライド」の違いを分かりやすく説明していきます。

「誇り」とは?

自分が所属している集団や国家、出自や関係者などに対し、名誉を感じることや、自分の能力や実績を得意に思うことを意味する言葉です。

また、「誇り」という言葉は、自分の価値や尊厳を認めることによって、自尊心を高めることにもつながると言えるでしょう。

「プライド」とは?

自分の能力や実績にふさわしい品位や水準を保とうとすることや、他者に負けたくないという競争心を意味する言葉です。

また、「プライド」という言葉は、自分の能力や実績を自分で評価することによって、自尊心や自負心を高めることにもつながると言えるでしょう。

「誇り」と「プライド」の違い

「誇り」「プライド」の違いを、分かりやすく解説します。

「誇り」「プライド」の違いとしては、自分の能力や実績に対する評価の基準や、対象が異なるということが挙げられます。

「誇り」は、自分の能力や実績を他者からの評価や社会的な基準に照らし、名誉に思うことを表現する際に使用する言葉です。

その一方で、「プライド」は、自分の能力や実績を自分の基準や目標に照らし、自分に確信をもつことを意味する言葉です。

このように、「誇り」は、自分の素晴らしさを他者に表現し、「プライド」は、自分の素晴らしさを自分に表現すると言えるでしょう。

「誇り」の例文

・『彼は自分の仕事に対して、誇りをもって取り組んでいる』
・『彼女は日本人としての誇りを胸に、海外で働いている』

「プライド」の例文

・『中途半端なプライドは、自分の身を滅ぼしかねないと感じる』
・『彼は自分のプライドを捨て去って、助言を求めることにした』

まとめ

「誇り」「プライド」は、似たような意味をもつ言葉ですが、ニュアンスや使用されるケースに違いがあります。

「誇り」は、自分が所属する集団や出自、関係者などに名誉を感じる気持ちや、自分の行いに確信を持つ気持ちを表現する言葉です。

その一方で、「プライド」は自分に対する自尊心や自己愛、他者に負けたくないという競争心を表現する言葉だと言えるでしょう。