「お誘い」とは?言い換えを徹底解釈

「お誘い」とは?言い換え

この記事では、「お誘い」という言葉の意味や類語などについて分かりやすく説明していきます。

「お誘い」という言葉の意味

「さそう」さまや「いざなう」様子を表す「誘い」という言葉の頭に、丁寧や尊敬の意を表す接頭辞の「御(お)」を付けた「お誘い」という言葉は、こちら側の特別な事情によって相手を誘ったり、自分自身の用事などに付き合ってもらいたい際に用いられる言葉で、一緒に何かを行うように相手に対して呼びかける際に使われています。

「誘い」には「さそい」「いざない」という2通りの読み仮名が存在しますが、「お」を頭に付けた場合は「おいざない」とは読まず、「おさそい」と読まれています。

「お誘い」という言葉の1つ目の意味は、「相手からの誘い」です。

2つ目は「自身の用事に連れ添ってもらいたい」という意味合いで使われています。

「お誘い」の類語や言い換え

「お誘い」という言葉の類語や言い換えは以下の通りです。

『招聘(しょうへい)』
「相手に礼を尽くして招きいれる」さまを表す言葉で、人にわざわざ来てもらったり、お客を招いてもてなす際に用いられる言葉です。

・『招待(しょうたい)』
他人に頼みこんで、会や催し物などへ来てもらう際に用いられる言葉で、「お客を招いてもてなす」さまや「人を誘って家や会場などに来てもらう」様子などを表しています。

・『召請(しょうせい/ちょうしょう)』
「まねき迎える」さまや「招待する」様子などを表しており、古くからある文献などで使われ始めた文言になります。

・『ご案内』
「知らない場所や道筋などに導く」さまや「相手を招く」様子などを表す言葉で、初めて来る人をある場所に導いたり、事情や様子などを知らせたりする際に使われる表現です。

「お誘い」の類義語

「お誘い」の類義語は以下の通りになります。

・『誘導(ゆうどう)』
文字どおり「さそいみちびく」さまを表す言葉で、物理学においては、電気や磁気などが特定の磁場の中にあるものに対して作用を及ぼす反応を指して使われています。

・『勧誘(かんゆう)』
「ある事柄や物事を行うように勧めて誘う」さまを表す言葉で、他人に対してあることをするように説得をしたり、何かを行うように仕向ける際に用いられる言葉です。

・『招集(しょうしゅう)』
文字どおり「招き集める」さまや「集まるように促す」様子などを表す言葉で、主に立場などに関係なく数多くの人を集めたり、関係者などを集めたりする際に使われる文言です。

・『触手(しょくしゅ)を伸ばす』
主に野心をもって働きかける様子を示す言葉で、「欲しいものを得るために働きかける」さまを表す慣用句です。

似たような語である「食指を伸ばす」という表現は誤用になります。

まとめ

今回は「お誘い」という言葉について紹介しました。

「お誘い」という言葉の本来の意味や類語などをよく理解して、日常的に使いこなせるようにしましょう。