この記事では、「この間」の意味や類語などを分かりやすく説明していきます。
「この間」の意味
「この間」とは、ある程度近い過去の時点のことを表す言葉です。
たとえば、「この間、旅行に行ってきました」という時には、旅行に行ったのは、前の週末だったり、せいぜい1週間程度前までのことである場合がほとんどです。
英語では、「the other day」か、あるいは日にちを確定させて「last Sundayu」とかの言い方になります。
「この」は物を指し示す時に、それが自分に近い時に使う言葉で、「間」には「瞬間」とか、「時点」という意味があるので、それを合わせると「近い過去の時点」ということになります。
「この間」の言い換え
「この間」という言葉の言い換えは以下の通りです。
「この間」の敬語やビジネスでの言い換え
「この間」という表現は、口語表現なので、面と向かって話している時以外には言い換えを行うのが普通です。
・『以前』
「いぜん」と読みます。
やはり過去のある時点のことを示すことばですが、「この間」よりも遠い昔のことも入ってくるのが特徴です。
・『先日』
「せんじつ」と読みます。
近い過去の時点を示すことばで、「先日、お願いした件はいかかでしょうか」のように使用されるので、用途としては「この間」とほぼ同じと言って良いでしょう。
・『さきほど』
漢字で「先程」と記述する場合もあります。
過去の時点を表す言葉ですが、一般的に「この間」よりも、もっと近い過去であることが多いものです。
たとえば、「さきほど、お話しした件ですが」は、数分前や数時間前であることが多くあります。
「この間」の類語や言い換え
「この間」には、他にも言い換えの言葉が存在します。
そのなかから一部をご紹介します。
・『せんだって』
割とかしこまった場面で使用することばです。
時間経過としては、「この間」に極めて近いものがあります。
・『今し方』
「いましがた」と読みます。
過去の時点としては「この間」よりもかなり近い時点を表します。
多くの場合は1時間以内でしょう。
・『この前』
「このまえ」と読みます。
過去の時間経過としては、「この間」とかなり近い関係にあります。
「前」という文字に「過去」という意味があり、「この」が「近いところ」という意味をもつので、意味としては同様になります。
まとめ
今回は「この間」について紹介しました。
この機会に「この間」の意味や類語を理解して、日常で使いこなせる様にしましょう。