「漏れ」と「抜け」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「漏れ」と「抜け」の違いとは?言い換え

この記事では、「漏れ」「抜け」の違いを分かりやすく説明していきます。

「漏れ」とは?

「漏れ」「もれ」と読みます。

「漏れ」は、「液体や気体が漏れること」です。

例えば、ガスがガス管などから漏れ出ているときは、「ガス漏れ」などと表現します。

また「漏れ」には「あるべきものが抜け落ちること」です。

例えば、パーティに招待する名簿に、来てほしい人が抜け落ちている時、「パーティ名簿に漏れがある」などと表現できます。

「抜け」とは?

「抜け」「ぬけ」と読みます。

「抜け」は、「抜けていること、あるべきものがないこと」です。

例えば、本のページの一部が抜け落ちているとき、「本に抜けページがある」などという文章にできます。

また「抜け」には「智恵の足りないこと」です。

「漏れ」と「抜け」の違い

「漏れ」「抜け」の違いを、分かりやすく解説します。

「漏れ」には「あるべきものが抜け落ちること」という意味があり、「抜け」は、「抜けていること、あるべきものがないこと」です。

この意味で、2つの言葉にはほとんど同じ意味がある、同義語と言えます。

ただし、「漏れ」には「液体や気体が漏れること」という意味があり、「抜け」にはそのような意味がないという違いがあります。

「漏れ」の例文

・ 『会場から音漏れがあり、中で何を話しているのかが聞こえる』
・ 『記事の内容の漏れを防ぐため、何度も見直す』

「抜け」の例文

・ 『イラストをよく見ると、色抜けが見つかった』
・ 『抜けがないように、専用のスタッフを配置する』

まとめ

「漏れ」「抜け」の違いについて見てきました。

2つの言葉には共通の意味がある一方で、大きな意味の違いがありました。

2つの言葉の意味の違いを知ることで、きちんと使い分けることができるのではないでしょうか。