この記事では、「知らない」の意味や類語などを分かりやすく説明していきます。
「知らない」の意味
「知らない」の意味は以下の通りです。
１つ目は「あるものごとに関する知識・情報を持っていないこと」という意味です。
２つ目は「自分には関係ないと相手を突き放す意味の言葉」です。
「知らない」は動詞「知る」の未然形に、打消しの助動詞「なお」が付いた語です。
「知る」には「ものごとの存在を確かにそうだと認める」「気づく・感じる」「ものごとの状態・内容・価値などを理解する」「記憶する」「学問・経験により身に付ける」「面識がある」などの数多くの意味があります。
否定形になることで、上記全てを否定する意味になるのです。
「知らない」の言い換え
「知らない」はカジュアルな表現で、日常会話で使われ、言い換えは以下の通りです。
１つ目は「知らん」で、「知らない」がさらにカジュアルに音変化した表現です。
２つ目は「分からない」で、「知識や情報がない」「認識していない」「自覚がない」という意味です。
３つ目は「聞かない」で、「耳にしない」から転じて「知識や情報がない」という意味です。
「知らない」のビジネスでの言い換え
「知らない」のビジネスでの言い換えは以下の通りです。
・『存じません』
「存じません」は、「知る」の謙譲語「存ずる」の未然形に丁寧語「ます」の否定形「ません」が付いた語で、ビジネスではよく使われる表現です。
・『存じ上げません』
「存じ上げる」で「知る」「思う」のより丁寧な謙譲語になります。
・『記憶にございません』
国会答弁などであまり良いイメージがない表現ですが、「過去の出来事として思い出せない」という丁寧な表現になります。
「知らない」を使った例文
「知らない」を使った例文は以下の通りです。
・『彼が何を思ってその様にしたのかは知らない』
相手のしたことが全く意味がなかった、返ってわるい結果になった時などに、その考え方が理解できないことを表しています。
・『その本の詳しい内容までは知らない』
ある本について作品名や著者名、ジャンルなどは分かっているけれども、どの様な内容なのかは分からないことを表しています。
・『後でとうなっても知らないよ』
相手に忠告したのに聞き入れられない時に、後で良くないことが起こっても自分には関係ないと突き放すことを表しています。
まとめ
今回は「知らない」について紹介しました。
「知らない」の意味や類語を理解して、日常で使いこなせる様にしましょう。
