「終わり」とは?言い換えを徹底解釈

「終わり」とは?言い換え

この記事では、「終わり」という言葉の意味や類語などについて分かりやすく説明していきます。

「終わり」という言葉の意味

左側に位置する「より糸」と、右側にある「糸の両端を結んだ」象形から成り立つ「終」という語は、その形から糸の結び目である「おわり」を意味し、そこから「終」という漢字が誕生しました。

「終わり」という言葉は、連続している物事や続いている事象などについて、もうこの先には続かない状態を表しています。

「終わり」という言葉の1つ目の意味は、「物事が終わること」です。

2つ目は「一生の最後」「死」などを示す意味合いで使用されています。

「終わり」の類語や言い換え

「終わり」という言葉の類語や言い換えは以下の通りです。

・『完結(かんけつ)』
これまで続いていたものが完全に終了するさまを表し、「それ自体が一つのまとまった存在として成り立っている」状態を指す文言でもあります。

・『結末(けつまつ)』
「最後の締めくくり」「最終的な結果」を表す言葉で、それまでに進行してきた物事が、最終的に落ち着く状態を指して用いられる言葉です。

・『終焉(しゅうえん)』
「死に臨む」さまや「生命が終わりを迎える」様子などを表し、比ゆ的に「物事の終わり」という意味合いで用いられる表現です。

・『万事休す(ばんじきゅうす)』
「万策が尽きて、何をしても無理だという状態」「手の施しようがない様子」などを表す言葉で、全く見込みがなく、何をしても完全に駄目だと諦める際に使われる表現になります。

「終わり」の類義語

「終わり」の類義語は以下の通りになります。

・『幕引き』
元々は芝居や演劇などで幕を引く際に使われていた文言で、転じて「物事を終える」さまや「終わりにする」様子などを示す言葉になります。

・『終着(しゅうちゃく)』
列車やバスなどの交通機関が、路線の最後の駅に到着する際に用いられる言葉で、人生の最後にたどり着く場所は「終着駅(しゅうちゃくえき)」と表現します。

・『尽(つ)きる』
「次第に減って、最終的にはなくなる」さまや「続いていたものが途絶える」様子などを表す文言で、様々な要素や事象などがすでに極限に達して終わる状態を示す文言です。

・『お仕舞(しまい)』
「物事の終わりの部分」「物事をやめる」様子を表しますが、品物が売り切れてなくなる際にも用いられる言葉になります。

まとめ

今回は「終わり」という言葉について紹介しました。

「終わり」という言葉の本来の意味や類語などをよく理解して、日常的に使いこなせるようにしましょう。