「繋がり」とは?言い換えを徹底解釈

「繋がり」とは?言い換え

この記事では、「繋がり」という言葉の意味や類語などについて分かりやすく説明していきます。

「繋がり」という言葉の意味

左上にある「車」と、右上にある「手に木のつえを持つ」象形に加えて、下部にある「より糸」の象形から成り立つ「繋」という語は、「車同士がぶつかりあう」形と、「より糸をよっていく」象形から「つなぐ」「つながる」などを意味する「繋」という漢字が誕生しました。

「繋がり」という言葉は、ひとつの事と別の事が、お互いに重なり合ったり、呼応したりしながら関係している意味合いで使われています。

「繋がり」という言葉の1つ目の意味は、「それぞれがつながること」です。

2つ目は「結びつき」「きずな」などを示す意味合いで使用されています。

「繋がり」の類語や言い換え

「繋がり」という言葉の類語や言い換えは以下の通りです。

・『縁(えん/えにし)』
「2つ以上の物が関わっている」さまや「運命的な結びつきや関係」などを示す言葉で、仏教用語では、結果を生じさせる間接的な原因を指して用いられる言葉になります。

・『結び付き』
「複数の物同士におけるかかわり合い」「相互に関係を持っている状態」などを表す言葉で、基本的にはそれぞれの関係性がポジティブなニュアンスを含む際に使われる表現になります。

・『相関(そうかん)』
「2つの物同士が密接にかかわり合っている」さまや「お互いに関係している」様子などを表し、仮に一方に変化が生じれば、他方にも反応が起こるなどの相互に関係しあっている状態を表しています。

・『こじつけ』
「むりじいする」さまや「押し売りする」様子などを表す言葉で、お互いに関係のないことや、理屈に合わないことなどを結びつけて、無理やり理屈をつける様子などを示す表現になります。

「繋がり」の類義語

「繋がり」の類義語は以下の通りになります。

・『因縁(いんねん)』
元々は仏教用語で、直接的な原因と間接的な条件を表す言葉でしたが、現在では「しらがみ」「言いがかり」などのネガティブな意味合いで使われる文言になります。

・『絆(きずな)』
元々は犬や馬、鷹(たか)などの家畜を、立木につないでおくための綱を指して用いられていた言葉で、転じて「断ちたくても断ち切れない人との結びつき」を示す表現になります。

・『よしみ』
「親しいつきあい」「何かの関係でつながっている縁」などを表し、漢字では「好み」「誼み」などと表記されている文言です。

・『連帯感(れんたいかん)』
人が持っている意識において、他者と繋がっているという感情や、同じ仲間であるという意識などを表し、「仲間意識」「チームワーク」などと言う意味合いで用いられる言葉です。

まとめ

今回は「繋がり」という言葉について紹介しました。

「繋がり」という言葉の本来の意味や類語などをよく理解して、日常的に使いこなせるようにしましょう。