この記事では、「しっかり」と「確実に」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「しっかり」とは?
物事の根本を定義する上で、基礎を学んで習得することを「しっかり」といいます。
「しっかり基本を学ぶ」というように、何が元になっているかに目を向けて学ぶことでその物の基礎が見えてくるのです。
このような意味から、「しっかりした性格の人」といって、いかに相手が簡単にぶれない気持ちを持って進めるか伝えられます。
それほど信用できる意見が言えたり、信頼できる行動を指すのです。
「確実に」とは?
誰もが納得できるほど間違いのない行動ができると思う回答が言えることを「確実に」といいます。
「確実に彼女は市長になれる」といって、どれだけ見合う経験と評価、行動ができるかを表すのです。
形容動詞である「確実だ」をより誤りがない意味を持つ「確実に」とした言葉であり、現実的になると思う状況で使います。
また、自分が絶対に実現したいと思うときは「当選を確実にする」という言い方をするわけです。
「しっかり」と「確実に」の違い
ここでは「しっかり」と「確実に」の違いを、分かりやすく解説します。
説明書をよく読んだり、今一度本当にこの方法でいいかやり方を聞く行動を「しっかり」といいます。
「しっかり工場長に作業工程を聞く」といって、何をどのような手順で行なえばいいか聞くのです。
もう一方の「確実に」は必ずやるべきことを実行するため任務を完了させるという意味で使われています。
ここから「確実に自分の物にする」といえば絶対に手に入れると伝えるのです。
「しっかり」の例文
・『海外でしっかり仕事して、お金を稼いで親に仕送りする』
・『しっかり顧問の動きを頭に焼き付けて練習する』
「確実に」の例文
・『現金書留にすれば確実に配達員から受け取れる』
・『確実にお金を貯めてから別荘を買った方が安心だ』
まとめ
いかに計画性を持って物事に挑むかに焦点を当てていますが、どのような場面でどう使うかを考えてから使ってみるといいでしょう。