「過ごす」はどういった意味で使われる言葉で他の言い方だと何と言い換えられるのでしょうか。
今回は、「過ごす」の類語と言い換えについて解説します。
「過ごす」の意味
「過ごす」とは、「時を送ること」を意味する言葉です。
何かの行為で時間を送ることを意味し、流れゆく時間に身を任せながらも自らは何らかの行為を継続している様子に対して表す言葉です。
特別な目的を持って行動しながら時間が経つ様子に対しても使いますが、特別なところがない普段の活動だけでも「過ごす」と表現します。
一般的には毎日生活しながら時を送るさまをさす意味で使うことが多く、ある程度まとまった時間に対して用いられる表現です。
「過ごす」の敬語やビジネスでの言い換え
・『経過する』
「時が経っていくこと」を意味する言葉です。
過去から未来へと時間が流れてうつろうさまを表します。
ある地点からある地点まで時間が過ぎることを表す場合に使われる表現で、その間に起きたことはあまり重視せず基準点となる出来事を重視する場合に用います。
・『歩む(あゆむ)』
「一歩ずつ歩くように時を送ること」を意味する言葉です。
時間の送り方を表す表現で一足飛びに未来に向かおうとしない着実さを強調しています。
早くはないが堅実な様子を指す言葉として使われ企業が堅実に時を送っている様子を表す時などに使われる表現です。
・『月日を重ねる』
「時間を積み重ねること」を意味する言葉です。
1日や1月など過ぎ行く時を無駄なものにせず経験や体験として積み重ねていく場合に用いる表現です。
「過ごす」の類語や言い換え
・『生きる』
「活動して生存すること」を表します。
生物にとって過去から未来へと時間を進めていくことは生存することに違いありません。
食事をとったり活動したり睡眠で体を休めたりなど、時間を浪費して行われることはすべて生存につながる行為です。
全ての生物において生きていくことは生存したまま時間が経過することなので「過ごす」と同じような意味で使われます。
・『暮らす』
「日々の営みで暮らしを立てること」を指します。
仕事や家事などいろいろな活動で生きのび時間を送ることを表す言葉です。
・『明かす』
「夜が終わって明るくなるまで待つこと」を意味します。
朝になり日が昇って明るくなるまでの時間を「過ごす」ことを指す言葉です。
まとめ
「過ごす」は日常的に広く使われているとても身近な言葉です。
上手に言い換えられるようさまざまな表現を知っておきましょう。